小説 友達がタイムマシンを作ったので
友達がタイムマシンを作ったので無理を言って一緒に乗せてもらったのはいいものの、壊れて現代へ戻れなくなってしまった。
「恐竜みたいなのがいるぜ。なにザウルスだろ」
「まあなんとか直してみるよ」
友達は一生懸命タイムマシンを修理しようとしていたが、元いた時代にしかない材料が手に入らなくて困っているらしい。
毎日レンチとスパナを片手にタイムマシンを修理する友達を見ながら、おれはドラえもんでタイムマシンが壊れたときはどうしてたっけなと考えた。ふしぎとなんにも思い出せな