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小説

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短編ぐらいの小説です
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記事一覧

小説 イルカになったら三回転ジャンプを

 年パスを使って水族館にちょくちょく行っていて、そのうち水族館でしょっちゅう見かけるおじ…

後谷戸
4日前
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小説 隣に越してきた時限爆弾

 隣に越してきた時限爆弾が挨拶に来てくれて、 「そろそろ爆発するんじゃないかと思うんです…

後谷戸
10日前
37

小説 巨大な肉まん

 家に帰ると巨大な肉まんがいた。大きめのお皿ぐらいのサイズで、今まさにセイロからでてきた…

後谷戸
2週間前
33

小説 ヌーの群れを待ちながら

 ヌーの群れが道路を通っていたので反対側へ渡れない。ヌーのやつらは道路交通法なんかてんで…

後谷戸
2週間前
25

小説 怪獣の熱線観察

 ゴジラ的な怪獣がやってくるという警報が流れたので早速高いところに登って熱線を見物しにい…

後谷戸
3週間前
95

小説 隣に越してきた人喰い鮫

 隣に越してきた人喰い鮫が引っ越しの挨拶でタオルをくれたのだけれども、 「あのう、大変不…

後谷戸
3週間前
63

小説 卒論の提出日を間違えて

 卒論の提出日を一日間違えて卒業できなくなってしまったのだけれども、いまはそのことを考えたって仕方がないのでわたしたちはなんにも考えないで過ごすことにしていた。 「こないだぬいぐるみ落としちゃってさ」 「ぬいぐるみ落とすことってある?」  「ほら、これだよこれ」 「あっ、キーチェーンのやつ」 「そうそう、これ落としちゃってさ」 「うん」  すると彼は一瞬神妙な顔をして黙りこくって、 「いま『これ』って言ったけどそれは若干照れが入ってるからであって、本当は心のな

小説 宇宙犬

 うちで飼っている犬は自分のことを犬型宇宙人だと思っているので、散歩とかに行くときも、 …

後谷戸
1か月前
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小説 天井裏の忍者 つみたてNISA編

 天井裏に忍んでおれの命を狙っている忍者が、 「つみたてNISAを始めようと思うのでござ…

後谷戸
1か月前
30

小説 友達がタイムマシンを作ったので

 友達がタイムマシンを作ったので無理を言って一緒に乗せてもらったのはいいものの、壊れて現…

後谷戸
1か月前
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小説 事故物件に住んでる同僚

 同僚の住んでる家が事故物件だというので見にいった。 「ほら、このカーペット、ここだけ色…

後谷戸
1か月前
39

小説 忘れるなんてことあるのかな

 友達は蝶の幼虫だったので、成虫になるためには蛹にならなくてはいけないらしかった。 「で…

後谷戸
1か月前
97

小説 お化け屋敷で迷子

 お化け屋敷で迷子になって仕方なくそこで暮らしていた。 「困ってるの?」ってお化けが聞い…

後谷戸
1か月前
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小説 危うい友達

 両親が亡くなったせいか最近ちょっと危ういなと思っている友達をごはんに誘うと、 「もう生きてる理由とかあんまりなくなっちゃったんだよね」とのこと。こりゃ危うい、と思ったので「キビナゴでも食べなさい、酢味噌で」とキビナゴを注文。それからからあげも注文。 「マヨネーズで食べなさい」 「マヨネーズで?」   疑心暗鬼に陥る友達のからあげにマヨネーズの入った小皿を押しやってやる。 「からあげは『死』から一番遠い食べ物って気がしてるんだ」 「なんの話だ?」 「油っこいもん