美容師さんは美容師さんが好きですよね
一言で美容師といっても
ここ最近、 色々な美容師さんと話す機会があります。
○海外での美容師経験のある美容師
○製品開発者の美容師
○講師をしている美容師
○これから店舗をオープンさせる美容師
○サロン(会社)のマネージャーをしている美容師
○ママさん美容師
○転職し、新たなステージに向かう美容師
○サロン経営者でもあり、コンサルタントをしている美容師
"美容師"と言っても、本当にそれぞれ。 年齢やキャリアも様々、サロンワークも講師業も経営者も、と何役もこなす人もいます。
一緒に働いたことがなくても、 同業者同士、話を始めるとそれぞれの視点や 思考、経験などから学び合う。 ほかの業界の方がどうなのかわからないのですが、ある意味、不思議な業界かもしれません。
先日読んだ、小松敦さんの本にも、 美容師は互いに技術や接客、経営やサロン運営に関する取り組みなどを共有し、業界発展に繋げてきた稀有な業種だと言われる、とありました。
学び合うのが普通?
以前、ヘアケア製品メーカーの方とお話した時に
「美容師さんは、美容師さんが好きですよね。 セミナーで、同じ話を私が話すよりも、美容師さんが話す方が熱心に聴いているなと感じます。」
とおっしゃっていました。
決して、メーカーの方を邪険にしているわけではないですが、同業者の現場での経験や、こんな時どうしたら??などの質問も共感できたり、共通言語で話せるということもあるのでしょう。
互いに刺激しあったり、共感し合ったり、 時には競う時もありますが、互いにリスペクトし合うというのは、業界に根付いているものだとも感じます。
美容師以外の人と話すこと
ただ、ずっと同じ業界の人とだけ話していれば 良いわけではありません。
美容師が担当させていただくお客様は、 美容師以外の人が9割以上を占めるはず。
自分の仕事に必要な技術、知識や話題はベースにあり、色々な人とコミュニケーションをはかることが当たり前、の仕事でもあります。
そこは一生磨き続けるものでもあります。
もちろん、美容師としても人としても必要なことです。
エネルギーをもらっている
話を冒頭に戻すと、色々な美容師さんと話すことで、気づかせてもらったり、学ばせてもらうことがたくさんありますが、 何より、エネルギーを貰うことが多い。 と感じます。
互いに、何か役立てることはないか?ということが根底にある人が多く、与えてもらうものが多いのだとも感じます。その姿を見て、感化される。
だから、美容師は美容師が好きなのでしょう。
また、来週も色々な美容師さんと話す機会があります。
刺激を受け、また自分も前進しよう!と思える 仲間がいることに感謝。
Aya Horiguchi
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