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ひぐ
2023年10月1日 21:16
土曜日、歯科医院へ行った。徒歩圏内かつネット予約ができるからという、何とも当たり障りのない理由で選んだ医院だが、「自分は今6才の容姿をしているのか?」と疑ってしまうくらい、毎回 やさしい しんさつ をしてくれる。何よりも歯科衛生士さんの安心感はすごい。はじめの「お待たせいたしました」という挨拶、その後の「あれからお具合はいかがですか」、診てもらっている最中の「よく磨けていますね」。ひとつひとつの
2022年2月12日 15:25
なによりも執着あるのに、避けていた話題なんですけど、私は文章を書くことがむっちゃ好きです。書いていると幸せだから今死んでもいい、でもまだ書きたいことあるから生きていたいと、相反する欲望を、同時に抱えてしまうくらい好きです。だからこそ、言葉について文章について踏み込もうとすると、どきまぎしてしまう、意識しすぎて距離感が分からない、思慕かよ。 どんな言葉を選ぶか? 発するか? 言葉をどう編んで文
2022年2月6日 18:31
最近、あいほんさんの外観をダークに設定した。このnoteも、黒地に白で映っている。文字だけがスン…と浮かんでくる感じがして、とても好きです。見やすさもあるけど、それ以上になんかこう、肌に馴染む。画面のたたずまいが、自分と相性いいのか、しっくりくる。 ポルノグラフィティの曲で何が好きか考えた。音のない森・シスター・EXITが思いつく。ミスチルで初めて好きになったのは、掌だった。スピッツはホタル
2022年1月23日 21:50
川へ来た。日はとうに落ちている。対岸にはマンションが建っていた。まばらに部屋のあかりが灯っている。黒い川面に反射したそれは、白い影のようだった。雪の積もった足もとに目をやる。ぼんやり浮かぶ黒い影。ふと思う。太宰はさいごに、なにをみたのだろう。何色だっただろう。 そばのベンチに座った。顔をおろす。積もった雪に、たくさんの足あとが残っている。小さいのは、くねくね曲がっていた。大きいのは、まっすぐ