マガジンのカバー画像

トピックス(旅行記)

4,629
旅行記です。
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

「はじまして」の人に会うことは、新しい自分に出会うこと。- OLIVE Letter #5

2021年が終わろうとしている今振り返ってみて、記憶に残っているのはどんなときでしょうか。 私が思い起こすのは、春から夏へ切り替わる、蒸し暑い雨つづきの40日間です。同僚に誘われてあるホステルに滞在したことで、私にとって京都は「帰る場所」になりました。 滞在したのは、京都市左京区にあるNINIROOMというホステル。スタッフ、宿泊するゲスト、出会った人々はみなあたたかく、志を持つ素敵な人たちでした。 エンジニアになるための勉強をしているアメリカ出身の男の子、会社を辞めて大学

散歩日和

昨日は友達と散歩をしました。 4時間も歩いたけど、心地よい疲労感に包まれ、夜はぐっすり眠れました。散歩はいいねぇ〜! 影遊び! さて、大晦日です。 2021年のまとめをポッドキャストで話していますので、よれけばお聴きください〜📻 良いお年を! 果歩

《茶、納め.》

 2021年。その幕が上がったのがつい先日のように感じられる今日が、大晦日というから驚いてしまう。  そして、霜月(十一月)から始めた茶道のお教室でも、クリスマス前にお稽古納めがあった。これが、今年一番おなかいっぱいに満たされる日になるとは想像もしていなかった。    いつも通り、朝9時から始まる午前のお稽古が終わると「昼食」の時間となる。通常は各々持参したお弁当を食べる。ところが、今日は先生がお鍋やらお料理の詰まったタッパーやら格式高い食器などをたっぷり持っていらして

2021年に選ぶ映画たち *Wake Up!!!*

今年も今日で終わりです。大雪の中実家に引きこもっています。 今年は色々とボロボロな年だったので、例年では大体60〜70本の映画を観るのですが今数えてみると44本しか新作を観ていませんでした。 これだけしか観てないのにランキング出すのもな〜でも毎年やってることだしやらなかったら気持ち悪いよな〜でも正直めんどくさいよな〜と結局大晦日までズルズルとランキング作りを先延ばししていたのですが、結局作りました。やったね! twitterでつぶやいた短い感想付きでまとめていきます。上半

おすすめしたい今年見た映画5選+α

今年見た映画も振り返っておこう。映画は、そんなに詳しくないけれど好きです。若い頃、映画制作の専門学校エンブゼミナールに通っていたこともあるのはちょっと自慢です笑。 今年は、興味があってもなくても映画を見る、を一つの目標にしていましたが、後半怠けてしまい・・・。来年の目標は、映像作品にふれること。そして映像作品に関わること、です。 本当は、映画を見終わった後、「あそこはこうだよね、ああだよね」と言い合う時間を持ちたい。だから鑑賞日記のように独り言を呟いております。では、私の

2021年の総括&来年の抱負 #年越しの支度

noteさんが2021年の記録を届けてくださいました。ありがたくいただき、せっかくなのでここに公開させていたたきたいと思います。 しかしね…、わたしが「今年も1年頑張った」って初っ端から勝手に決めつけないでくれる!?と思ったのはワタシだけでしょうか…。そういうとこやぞ…note。なんでもポジティブに接すりゃいいってモンでもないのよ、この世界は。『悪意のない善意』が何かを傷付ける事もあるって事は、これからも気遣って生きたい所存です。 ちなみに、わたしは基本、頑張らない事を頑

《雪、着物.》

 十月始め。さわやかな秋晴れ続く季節に、着物の虫干しをしたことを以前綴った。  介護にあたるため、祖母の家に住み込んでいる今。毎晩眠っているのが彼女の着物の詰まった箪笥の横だった。出して干してあげないとと感じながら布団にもぐりこんでいた頃抱いていた「着たい」という憧れは、十月にふれて以来、着なくてはという責任へと変わっていた。美しい着物や帯は、箪笥の中よりも季節の移ろいを味わえる外がずっと似合うように感じたのだ。  翌月。茶道のお稽古に通うこととなった。祖母の家の近くに立

2021年総ざらい。今年撮った写真30枚

気づいたら今年もこの日を迎えている。 2021年といえば自分の撮影スタイルが大きく変わった年。昨年までは目的地を決めて、その場所へカメラを持って向かい、このタイミングで、この構図でと決め込んで撮影に行っていた。 それが悪いということではないのだが、どこかに虚しさがあった。SNSは伸びても一向に上がっていかない写真の腕とセンス。 そんなことをコンプレックスに感じ始め、着手したストリートスナップという領域。「これがストリート」というイメージや固定観念みたいなものがあるが、ス

【伊香保温泉】年末温泉旅行日記

久しぶりの旅。群馬県にある伊香保温泉へ行ってきました! 東京から車で2時間程度で行けるので、遠すぎず、近すぎず、距離感がちょうどよかったです。 今回は写真とともに、伊香保温泉の旅日記をお届けします~! ―――――――――― 伊香保温泉は石段を中心に栄えている温泉街で、石段の両脇には飲食店やお土産屋さんなど、旅情緒あふれるお店が並んでいます。 山がとても綺麗に見えて、石段の上から眺める景色は絶景です! 天気予報では雪が降る予報だったので、家中にあった防寒グッズを装備して

WOLFGANG TILLMANS:2017-TATE

WOLFGANG TILLMANS:2017-TATE 2017年-ヴォルフガング・ティルマンス:TATEヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans,1968- /ドイツの写真家/アーティスト) スナップショットのような作品だ、しかし、照明効果など綿密な視点で構成されている。 ランペドゥーサ島、2008 そのスタイルは・・この2017年のテートでのヴォルフガング・ティルマンスの、最初の展覧会は、写真だけでなく、ビデオ、デジタルスライドの投影、出

くるとしまでの時間

一年が終わるときに響く除夜の鐘。 幼いころ、元日にニュース映像で流れるその音を、どうしても大晦日の夜に聞きたかった。年を越す瞬間を確かめたかった。年越しイコール除夜の鐘というイメージが植え付けられていて、だから確かめるには除夜の鐘を聞かなければと思っていた。大人たちは大晦日には必ず起きていて、きっと何かが、分からないけれど何か特別なことがあるのだと信じていた。 時代は昭和である。 レコード大賞からの歌合戦、ゆく年くる年という流れのなかで私は育った。そして道産子なのである。そ

写真家ヴォルフガング・ティルマンスの世界観

写真家ヴォルフガング・ティルマンスの世界観ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans,1968- /ドイツの写真家/アーティスト) 風景のスナップショットのような作品だ、しかし、照明効果など綿密な視点で構成されている。そして、展示形態は、複数のフォトグラフをインスタレーションのように配置させる。 by Wolfgang Tillmans 画像の恐怖 by Wolfgang Tillmans Wolfgang Tillmans(ヴォルフガング・テ

+8

麋角解 ・さわしかのつのおつる「12月27日〜12月31日頃」

雪降るアメリカのキャンパスを去って思うこと

桜に囲まれた卒業式にはならないまでも、暖かい日差しと友人に囲まれた卒業になると思っていた。 ******************* 私はアメリカ・オハイオ州の大学に正規留学生として4年間通い、コロナの関係で休学などを挟みつつも、先日無事卒業することができました。 しかし、コロナと就職活動の関係で休学したため、四年間を生き抜いた友人と、五月の爽やかな日差しを浴びながらの卒業は叶いませんでした。でも、想像と何もかも違った悲しい卒業になったわけではありません。オハイオらしい極