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初晴よ水辺に遊ぶ三羽四羽

季語:初晴(新年)

はつばれよみずべにあそぶさんわしわ

幼少の頃遊んだ引き潮の川

干潮になるとほとんど川底まで水が引いてしまう。この田舎町にはそんな川がいくつもあります。幼い頃は干潮の川底で貝やカニを探して遊んだこともあります。

ちょっと苦手ですが、魚釣りの餌となるゴカイ(ミミズみたいな生き物?)を集めて、潮が満ちたら堤防に釣りに行くのが男の子たちの遊びでした。5月にこの町に越してきて、干潮の川は幾度も見ました。しかし、川に降りて遊んでいる子を見かけることはありませんでした。

夢中になっているうちに、潮が満ちたら大変なことになります。そんな事情や子供の遊び方の変化が原因かなあと思います。

子供は見なくなりましたが、冬になって渡り鳥を川でみかけることが増えてきました。鴨や白鳥(白くて大きいのでそう思っていますが、違う鳥かもしれません)を目にします。たまたまこの日は、大きく潮が引いていたので、あちこちで遊ぶ鴨(だと思いますw)をみかけました。

初晴よ水辺に遊ぶ三羽四羽

水たまりをすいすいと泳ぐ鳥、中洲で羽繕いに夢中な鳥、流れてくる餌?を追いかける鳥など、あちこちで思い思いに過ごす鳥たちを眺め、ちょっとほっこりした気持ちになりました。

スマホ写真では群れの一部しか撮れません。川下や川上にも数羽の集団が、遊んでいました。あっちにもいる、こっちにもいるという様子を「三羽四羽(さんわしわ)と描写してみました。

幼少の頃、川で遊ぶ子供たちを見て、同じように思った大人もいたかもしれません。なんとなく鴨が昔の自分のような気もしてきた昼下がりでした。

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本質的に内向的で自分勝手なわたしですが、世の中には奇人もいるものだなぁーと面白がってもらえると、ちょっとうれしい。 お布施(サポート)遠慮しません。必ずや明日への活力につなげてみせます!