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ゆうづきよたれそつぶやくそらのあお

水ようかんがなくなった腹いせに、散歩に出たのですがその帰り道に淡い夕月に対面しました。暑い、暑いとはいえ、季節の移り変わりを感じ、思わずスマホでパシャリ。

すると、同じように夕月の写真に季節を感じておられる方が。

一方的にシンパシーを感じて、水ようかんよりも上品っぽく一句考えてみました。晴れた日の多いこの時期。月の出が早いので、夕月鑑賞には絶好の機会です。明るさの残る時間の月は、淡くぼんやりした印象で俳句や詩の題材にもよく用いられます。ということで、この句の季語は「ゆうづき」です。仲秋の季語です。

お仕事帰りなど、ふと思い出されたらご覧になってみてください。

ほかにも秋の季語では、こんな句も詠んでいました。

西国を今も駆けゆく盆東風や (盆東風 初秋の季語)

姦しき朝夕の音に秋の蝉 (秋の蝉 初秋の季語)

毎日適当に書いているだけなのに、振り返ると面白いものですね。


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