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一里塚UVクリーム塗りなおす

今回の俳句は、意味深で挑戦的で個人的には自信作(奢らない、奢らない)の一句ですが、それだけにちょっとクドクドと言い訳を書かせていただきます。どうか最後までおつきあいください。

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季語はUVクリームってあり?

俳句には季語が必要です。まれに例外もありますがそのようなものに挑戦するには100年早い。というわけで、まず主題としての季語の選定がポイントになります。

セオリーでは「日焼け止め」で夏(三夏)の季語とするところでしょう。でも日焼け止めという呼び方はもう古く感じませんか?そういうわけで、ちょっと反則承知で「UVクリーム」を夏の季語として位置付けました。

とはいえ、化粧品業界ではUVケアは冬でもかかさず、といってますからね。そのうち季語として通じなくなる時代がくるかもしれません。

蛇足ですが一里塚とは・・・

一里塚ですが、「できる人界隈」ではマイルストーンって言いそう。マイルは一里より全然短いです。

わざわざ書くほどでもないかもしれませんが、念のための説明。江戸時代の街道に距離の目安として作られていた塚のことで、だいたい4km弱にあたります。道も悪い、靴もない頃ですから、一里進むのに1時間くらいかかっていたのでないでしょうか。

男性読者のためのスキンケアブログ(UVケア)

UVクリームは日焼け止めのことです。UVジェルとかいろいろな言い方があります。保湿成分や美容成分が配合されたものも少なくありません。
UVクリームには、SPF30とか50とかの記載があります。紫外線にはUV-A、B、Cと種類があります。肌が赤く灼けてしまうのはBの作用。SPFはUV-Bをどのくらい防いでくれるかの指標です。

今年はこれを使ってました。意外に高い。セールで買ったのかな。ちなみにUV-Aを防ぐ指標はPAです。PA+とかPA++のように+が多い方が効果が高い製品です。UV-Cはオゾン層に遮られて地表までこないので、UVケアでは気にしません。

ここではUV-Bに絞って話を進めます。

SPFについている、30や50の数字の意味ですが、単純な時間でないところがややこしいところ。人によって効果時間は大きく変わります
色の白い人、日光に過敏な人が、真夏にすっぴんで日向に出ると数分で肌が赤みを帯びてきます。仮に3分としましょう。SPF30はその時間を30倍に伸ばす性能がある、という意味です。つまり、大体90分ですね。SPF50なら150分ということ。

では数字が大きい方がいいのかといえば、敏感肌の人にはUVクリーム自体が負担になることもあります。クリーム自体がほてってきて、肌を痛めることもあります。(だいたい酸化チタンが配合されてます)

つまり、SPFの高さだけを当てにせず、適度に塗りなおすのがベターということです。

この句の表面的な意味

さて、俳句の話かスキンケアの話か分からなくなってきました。

ウォーキングかハイキングか徒歩旅行かしていて、一里塚を見つけたのをきっかけに、クリームを塗り直さなきゃ、と思いたったという意味です。

一里塚は写真のような記念碑になっていたり、道路の脇に小さな碑が立っているだけだったり、いろいろな形で今も見かけることができます。

過去の旅の足取りを思い起こすのに、旧街道や一里塚を辿ってみるのも面白いかもしれませんね。もう少し涼しくなったら。

わたしは2kmも歩いたら倒れてしまうのでムリですけど。

「一里塚」が使われた有名な句

一里塚といえば、
「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」という句が有名です。(一休さんの句だか一休さんの知人の女性が詠んだ句とかいう説があります)

今日の句は、文字通り捉えれば長々と書いたUVクリームの塗り直しの句です。が、「冥土の旅」の句と「一里塚」を重ねながら、読んでみたらどんな印象を受けますか?

「UVクリーム」は本質より見た目に拘る虚飾の象徴でしょうか。それとも常に自分を守る用心深さの象徴でしょうか。あるいはもっと他の何かを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

いろいろと発想を膨らませてみていただけたら嬉しいな😊

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さいごまでおつきあいいただき、ありがとうございました。

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