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あたたの詩を作ります。

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2024年8月6日広島にて もうすぐわしも、そっちに行くけん。

2024年8月6日広島にて もうすぐわしも、そっちに行くけん。

https://youtu.be/RsenDTwnd0A?si=D6gJumUD_Euf7I9Z
あっという間に過ぎていってしもうたのう。忘れたことは一度もなかったんよ。
あの朝、家を出た父ちゃんの背中、姉ちゃんの横顔。
もうすぐわしも、そっちに行くけん。明日までは持たんらしい。74回目のあの日までは。

もう母ちゃんとは、そっちでおうたかな。随分、痩せてしもうたろう。あれから、ずっとずっと苦労し

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日本一の桜

https://youtu.be/kHKwsknzU8k?si=-gNmUe31ozcpglEH
僕らは、みんな心の中に日本一の桜を持っている。
それは校庭の端に咲く少し大きめの桜の樹かもしれない。
それは実家の近所の家の庭にあったこぢんまりした桜の樹かもしれない。
それは多くの人が訪れる有名な桜の名所にある桜の樹かもしれない。
それは滅多に人が訪れない森の奥、人知れず咲き誇る桜の樹かもしれない。

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くしゃっとなる。

https://www.youtube.com/watch?v=SxNM61S1Fso
道端に溜まった花びら。
見上げると、桜の木。
ほぼほぼ散って、葉が出ている。
端の方に咲き残る幾つかの桜。

溜まった花びらを足で踏んでみる。
「結局、誰かが掃除しないといけないんだよね。」

桜は咲いて散るまで、みんな、それを愛で、酔いしれ、昔の人は俳句を詠み、現代のにわか詩人が、拙い詩を紡ぎ出す。

でも結

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月の裏の君の家

秋の夜は、夏より長い?
月を見上げる 夜空の向こう

月の裏の君の家
高い塔の上にある2階建ての君の家
砂の岩の地面の上に、スッと立った塔の上

地球から、そこが見えないように
そこから 地球は見えないけれど
きっと、窓の外には果てしない宇宙が広がる

僕の住む地球は 今、とても暑いです
いつか そちらに遊びに行ければいいんだけど
すぐには叶いそうにないから 僕は夢の中で会いに行きます

今日も1

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燃えかすのような生き方に、燻る残火が、無意味な期待を抱かせる

灰の中に手を入れて、ただひたすら、そこにある何かを探し続ける日々
燃えかすの中に、生きる意味を見出して、それに希望と名づけるのだろうか

価値を他人から与えられる人生は、きっと最後に何も残さない。自分で決めた価値の中で、ただそれを抱きて、最後の旅立ちの安らぎとする

きっと何も得るものがないと思いながらも、他人に押し付けられた役割をこなす いつか良い結果として戻ってくると言われながら

残された日

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生きる限り 時は川のように流れ続ける

夢を見る 懐かしい夢を

その頃あった幸せなときを

あの頃あった苦しい時間の

過ぎた記憶は化石のように夢の奥底に沈んでいて、でも時々思い出したように浮いてくる

過ぎ去った時間、残された時間

残された時間に出来ることは、過去よりも少ないかもしれない

でも、まだ何もかかれてない紙のように、色鉛筆の色は少なくても、自分で何かを描くことが出来る

誕生日おめでとう

自分らしく、喜び溢れる絵が未

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グレーの夜空のあるところ

グレーの夜空のあるところ、森は静かに眠りにつく
白き群れが 草原を走る
木々の間で 鳥が舞う
陽の下の生き物たちは、夜には静かに眠りにつく
昼の日差しを避けて、夜には、夜の生き物たちが、ゾロゾロと這い出てきて
夜の宴に酔いしれる
グレーの夜空の下の上、夜の生き物たちは、静かな森で、月のステージ、踊りを踊る

どんぐりの山

秋になるとどんぐりがたくさん落ちているどんぐりの山。
子供の頃、よく登ったその山に。
今日は、梅雨の雨が降る。
秋の落ちたどんぐりは、土に変わっているのだろうか。その中のいくつかは芽を出して、いつの日か大きなどんぐりの木になるのだろうか。
今年の秋には訪れてみようかな。若木がそこに見つけられたら、少しほっこりするだろう。

潰れた

それは、潰れていた。
人々は通り抜けた。潰れたそれを避けながら。
元々は形があったそれも、潰れたそれからは、元の形が想像できない。どのくらいの大きさで、そのくらいの手触りだったのか。人に懐いたのか、何かあったらすぐに噛み付くものだったのか。よく吠えたのか。どんな声で吠えたのか。

潰れたそれは、ただそこに潰れているだけなのに、強い自己主張をし、人々はそれを避けた。俺に触るんじゃねー、それは、そう告

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始まりの時の終わりの始まりは
終わりの時の始まりの時

あなたの詩を作ります。

コメントに、三つの好きな言葉を書いていただければ、その言葉を使った詩を書きます。
全く関連性のない言葉でも大丈夫です。

例えば
時 桜 足跡
誰にでも同じ時間が流れていて、僕の刻む時の速さと君のそれとは違いがない。時計の針の上では。

でもさ。感じ方は違う。きっと。

僕が桜の花がゆっくりと舞い散るのを眺めている時に、君は、ひたすらメールを打っていたし。

僕の足跡が、大股だとすると君のは、すご

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