シノ

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■アラフォーパパ ■趣味   旅行・漫画・ランニング・テコンドー・  お金の勉強・心理学の勉強 ■職業   食品のバイヤー ■好きな言葉   智行同一  ■テーマ 「人生の後半逆転ライフ」

最近の記事

無意識のバイアス

開催前は色々と物議があったオリンピックですが、いざ競技が始まってみると、前の騒動を忘れるくらいに感動をしますよね! スポーツの力は偉大ですね。 オリンピックのテーマは「多様性と調和」です。 多様性がテーマに上がるということは、今までは多様性が重要だとは思われていない世界から、多様性と調和する世界へ変化をするというメッセージになります。 多様性と調和の世界に変化をする今の時代に必要なことがあります。 それはアンコンシャスバイアスです。 アンコンシャスバイアスとは、自分の今

    • 文脈効果

      前後関係から対象となる刺激の知覚過程が影響を受ける事。 例えば、「のりとって」。 食卓にいるのであれば食べる海苔とわかるし、相手が何か貼ろうとしているのであれば文房具のノリと分かります。 消費者心理への活用方法にも、この文脈効果は使用されています。 あるスーパーで、店頭にセール品が山積みになっていたとします。その隣に、もう一つ山積みになっている商品があると、お買い得品だと思い込み、値段を見ずに買う人がいます。 商品を取り巻く、前後の環境=シチュエーション・情報、環境によ

      • 帰属のエラー

        ■帰属とは? 何か起こった時に原因をどこにあったのかを求めようとする心理作用の事。 つまり、なんでこんな事になったのか?を探すクセがある。 ■帰属のエラーとは? 本当は自分のせいで、忘れ物をしているのに、環境のせいにしてしまう事。 帰属する先を間違えている為に発生する。 例えば、ある行動が外的な圧力である場合でも、人はそれぞれの行為者の内的属性に帰属させてしまう事が多いです。 誰かがイライラしているのを見ると、自分が何がしたかな?とか不安になってしまうような事。 ■帰属

        • 心理と感情について

          心理とは? 心の働きやありさま、精神の状態のこと。 どういった状況で、どう感じるのか? の個性。 例えば、同じ料理を食べても、ある人は美味しい、またある人はあまり美味しくないと感じる人がいます。 このように心理とは、ある出来事に対する人それぞれの感じ方があります。 ポイント ・心理は周囲の反応に無意識の内に瞬時に反応してしまう。 ・心理は習慣として蓄積される。 ・心理は時間をかけて修正できる。 感情とは?? ・嬉しい、楽しい、悲しい、怖い、嫌いなど、心に感じる感覚。

        無意識のバイアス

          社会的促進

          作業や課題を推進している時に、そばに他者がいることで、その作業や課題の成績が高まる現象を表す言葉。 オルポートF・Hさんは、単語連想課題や意見算出課題を用いて、単独で行う場合と集団で行う場合を比較して、後者の方が遂行量が多くなるのを実証。 同じ作用や課題をやっていることで、社会的促進がもたされるのを、共行動効果といいます。 また、後の研究で、他者が単にかたわらで見ているだけでも同様の効果が認められる。その効果を環境効果といいます。 ■社会的促進が起こる理由 ・他の人

          社会的促進

          集団極性化

          ■集団極性化の定義 集団で意思決定をする際、個々人の判断や行動傾向、感情などが、集団での様々なやりとりを通す中で、極端な方向に強くなる現象のこと。 集団極性化には2種類あります。 1. リスキーシフト  集団の意思決定の方が個人よりも、  リスクの高いものになる。 2.コーシャスシフト  安全性の高い無難な意思決定になる →どちらに進むのかは、多数派の意見次第と言われています。 ■集団極性化が起こる理由  ・集団討議では多数派の意見が   より多く聞かれる。  

          集団極性化

          同調

          ■同調の定義 自分の意見と異なる他者の行動や意見、あるいは自分に対する期待によって、自分の意見や行動を他者に合わせて変更すること。 ■同調が起こる理由 1.情報的影響  正しい判断を行いたいという欲求。  特に自信の判断に確信が持てない時に周りの判断に委ねてしまいがちになります。 2.規範的影響  他者の期待に応えたいという欲求。  特に集団の期待に沿おうとして、  同調をします。 ■実験  7人のサクラと被験者1名の合計8名  線文の長さが同じものを選ぶ実験。  

          バランス理論

          ■バランス理論とは?  対人関係に関する理論の一つ。  オーストリアの心理学者  フリッツ・ハイダーさんが提唱。  3人以上の存在があるとき、  人間は3者間の認知バランスを  取れる状態を好みます。  そして不均衡が生じると、どうにか  解消をしたいとのぞみます。  A・B・C3つのプラスとマイナスが  バランスの取れた状態を好む  バランスが崩れた時は、それを修正  しようとする意識が働く。 例えば、  A、私は〇〇さんが好き プラス  B、〇〇さんは動物が好き

          バランス理論

          多元的無知

          ■多元的無知とは?  定義付け  オルポートF・Hさんが提唱した言葉  集団内である行動について、自分は  賛していないにも関わらず「きっと  他の人は、そうした行動に賛成して   いるだろう」と集団内の多くの人が  思っている状態。  今の時代はブーカの時代と言われ、  先行き不透明で、環境変化が著しい  「多元的無知」が起こりやすい事  を知っておきましょう。  例えば、世の中が自粛ムードで、  自分は休みの日くらい外食に出て  友人と過ごしてもいいと思っている

          多元的無知

          モデリング

          モデリングは学習方法の一つ。 古典的は学習心理学では、自ら直接的に経験したり、誰かから褒められる事で学習が生じると考えられていました。 しかしながら、社会学論を提唱した、バンデューラ・Aは上記のような外的強化がなくても、他者を観察して模倣するだけで新しい行動を学習する事が可能であると発表しました。 例えば、上司がいつも集合時間に余裕を持って到着しているのを見て、ギリギリに来てる自分の行動を改めるというような事です。 ある実験では大人が攻撃的な行動を取る事を見た子供は、

          モデリング

          スティンザー効果

          会議や商談など、席があらかじめ決められておらず小人数が自由に席を選べる際、座る場所で役割が決まる。 ■スティンザー効果とは? アメリカの心理学者スティンザーが発見した集団心理。 ・正面で座る人は反対意見が多い。  過去に対立した人が座る事と多い。 面と向かっては、隙を見せたくないという対面の仕方でもあります。 ・隣に座る人は、物理的に視線が近くなるので味方になりやすい。 ・斜めに座る人は、敵でも味方でもなく親しくなりやすい。 ■活用列 ・面談では威圧感があるので、斜

          スティンザー効果

          右回りの法則

          人は無意識のうちに左へ左へと傾いていきます。 子供の頃から左回りに慣れている分、右回りには違和感を感じたり、不快、不安な気持ちを持つようになります。 これを活用しているのが、ジェットコースターやお化け屋敷です。 逆に子供が乗るメリーゴーランドなどは左回りに設計されているそうです。

          右回りの法則

          左周りの法則

          人間は無意識のうちに、左に傾く傾向があります。左の道を選んだり、左周りをする事が多いのです。 理由は諸説あります。 右足を地面で蹴って、左足を軸足として使うのが自然の為、体が左に回転しやすいから。 右利きが多いので、左手にカゴを持って右手で商品を触るから、左周りの方が手に取りやすい。 心臓が左にあるから。 陸上競技場のトラック 野球のベース スケートリンク コンビニ・スーパー テーマパーク これらはみんな左周りです。 ■活用方法  動線は左まわりを基本。  売れ筋商

          左周りの法則

          ハード・トゥ・ゲット・テクニック

          私はあなたにとって特別な存在だ、だからあなたに使ってほしい!と相手の事故重要感を刺激し、好意や信頼を獲得するテクニック。 人はあなたは特別と言われると弱い生き物です。なぜなら、人は特別に思われたいという承認欲求があるからです。 アメリカの心理学者ジェイラーは、褒められる事から喜びの感情が出て、そこから好意的行動を誘発すると述べています。 入手困難な商品をあなただけに紹介します! 一万人の中から選ばれてました! こんなセールストークを聞くことがあると思います。これが、ハ

          ハード・トゥ・ゲット・テクニック

          ゲインロス効果

          プラスとマイナスの変化量が多い程、人の心に影響を与える度合いが大きくなる効果のこと。 例えば、最初マイナスの印象を与えて、その後にプラスの印象を与えた方が、より良い印象を持たせる事ができる。 ゲインとロスの2つの効果を表したものです。 ゲインとは、相手に与えた印象をポジティブに裏切る事で好印象になる。 ロスとは、反対に相手に与えた印象をネガティヴに裏切る事で悪印象になる。 ■実験  エリオット・アロンソンとダーウィン・リンダーが行った研究。 被験者の女子学生とサク

          ゲインロス効果

          ストループ効果

          ストループ効果とは、同時に提供される2つの情報が干渉しあって、理解を妨げたり困難にする現象のこと。 例えば 緑色で書かれた赤の文字は、緑色で書かれた緑の文字よりも、音読に時間を要します。 他にも、信号で青が進め、赤が止まれと意味を知っている人の中では、 「青で止まれ!赤で進め!」 これは色と内容の不一致は干渉を引き起こします。 アメリカの心理学者、ジョン・リドリー・ストループさんが1935年にこの現象を発見。 情報処理の過程で起こるこれらの葛藤は、受け手にストレスを与

          ストループ効果