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「最高に調子の良い時と絶不調の時」


「最高に調子の良い時と絶不調の時」

ジュニア達のテニスを見ていると、何をしても入る絶頂時と

何をしても入らない絶不調な時がある、


絶頂時には、直ぐにイイ気になり教える事も聞かない、

絶不調の時は落ち込んで、教える事も耳に入らない


絶頂時は長く続くものじゃないから、ほっておいても大丈夫だけど

絶不調は、本人にとって、永遠に続くと思って苦しむんだよね、

なので、絶不調の時は、本人から聞き取り調査をしています。


1回目の絶不調時、「フォアーもバックもコートに入らない」

2回目の絶不調時、「フォアーの強打が入らない」

3回目の絶不調時、「スピンの量が足りなくてアウトする」

4回目の絶不調時、「試合になったら打てない」

5回目の絶不調時、「試合で勝てない」

6回目の絶不調時、「大事な所でミスをする」

7回目の絶不調時、「アグレッシブなテニスが出来ない」

8回目の絶不調時、「マスコミが煩くてテニスに集中出来ない」


調査結果、絶不調はレベルが上がろうとしている時に始まる

これを乗り越えると絶頂期が来るけど、また絶不調がやってくる


絶不調にはレベルがあり、絶不調になったら1回目と比べる

「何を打って駄目だった、あの頃と比べたら、まだまし」に気付く

「絶不調はレベルを乗り越えたら、いつの間にか消えるもんだ」と思う

「絶不調はトッププロでも、同じ経験をしている」と想像する、


絶不調の原因は、1~3レベルは、自分の技術の問題

4~7レベルでは相手が居て自分の精神的問題

8は、自分と取り囲む環境との問題、


レベルが上がるほど、自分から相手へ社会へと広がって行く


絶不調が来たら喜ぼう、今、悩める自分がどの位置にいるか解かるし

レベルを上げるチャンスだから、逃げ出さずに挑戦だ!

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春と秋に、北は北海道から南は沖縄まで、日本縦断テニスレッスンの旅をしています、何処かの町で逢えるのを楽しみにしています