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勇気をくれる言葉

自分の意見を言ったりNOと言ったりするのは、勇気がいるものです。
言うことで波風を立ててしまうんじゃないかとか、周りからどんな風に思われるだろうかとか、いろんな不安がわいてきます。

講演前の不安


先日、わたしは某市で講演をする機会をいただきました。
テーマはいつも通り「自己肯定感をはぐくむ子育て」です。

今回の対象者は、子育て世代の保護者ではなく、民生委員さん・児童委員さんでした。
見た感じ、60代後半から70代ぐらいの方が多かったです。
そんな人生の先輩の方々にわたしが子育ての講演するなんて、正直怖かったです。

依頼をくださった行政の方は「最近、児童支援で自己肯定感という言葉を耳にすることが多くなったので研修会で話してほしい」とおっしゃっていました。

そういう理由なのでわたしが怖がる必要はなかったのですが、やはり不安でした。

わたしだって一生懸命やってきた、わたしの子育てが間違ってたというのか、とか、そんな甘いことを言っているから今の子どもはダメなんだ、とか言われたらどうしよう、という思いがありました。

思い出した言葉


会場に向かう車の中で、ふとこんなフレーズを思い出しました。

「アリーナに立つ」

これはアメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルトの「アリーナに立つ人」という有名なスピーチに出てくる表現です。
簡単に説明すると、こんな意味です。

<本当に価値があるのは、汗まみれ泥まみれになりながら、失敗しても立ち上がってアリーナ(競技場)に立つ人であって、リスクのない安全な観客席にいて、粗探しをしたりヤジを飛ばしたり批評したりする人ではない>

わたしはこの「アリーナに立つ人」のことを、 ブレネー・ブラウンという人の本の読書会で知りました。(ブレネー・ブラウン:TEDトークで有名になった、「恥」「勇気」「共感」「心からの生き方」の研究者、アメリカヒューストン大学教授)

それ以降、勇気がほしいときは「自分はアリーナに立つのだ。心を込めて伝えよう。批判が来たら、そのときはそのとき」と思うようになりました。

とはいえ、今回の講演では、批判が飛んできたらどうやって答えようかといちおう考えてはいました。

基本、臆病なのでしょう(苦笑)

この「アリーナに立つこと」=勇気を出して行動することについて、わかりやすく解説しているブログ記事があります。

リンク貼っておきます。(わたしはこの方が主催する読書会に参加しています😊)

「縁もゆかりも:アリーナに立つ人」https://japanese.yukaripeerless.ca/2018/08/06/arena/


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