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新しい価値感と古い価値感。どっちが強い?

子どもが自分の思うとおりに動くとは限らない、と頭でわかっていても、実際にそのような状況になると、心はイライラでいっぱいになる。

「ちょっとくらい、言うこと聞いてくれたっていいやん」

「それぐらい、なんでやらへんの」

子どもを責める言葉が出てくる。

こういう言葉が出てくるのは、「子どもは親の言うことを聞くものだ」という昔からの価値観が、骨の髄まで浸透しているからだ。

以前の自分は、その価値観を自然に受け入れて疑わず、一方的に子どもに腹を立てていた。

今は、それと拮抗する別の新しい価値観をもっている。

「子どもは自分の思いを優先して親の言うことに背く権利がある」

今夜は実に小さなことで、前の古い価値観に負けそうになった。

でも新しい価値観のおかげで、冷静でいられた。

子どもを責めることもなかった。

そうしたら、子どものほうから「ごめんごめん」と言ってきて、まぁるくおさまった。

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