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【ハーブ紹介】美味しいハーブ『ローズマリー』
今日は結構有名なハーブ、ローズマリー(Salvia rosmarinus)について書こうと思います。
葉っぱをクシュっとすると、めちゃくちゃ良い匂いがします。
ハーバリストはアロマティックハーブ(エッセンシャルオイルを多く含む匂いが強いハーブのことです)と呼びます。
キッチンで大活躍するハーブですが、
庭先でもよく見かけますよね。
そして、その効能を聞くと自分の庭やベランダにも欲しくなるハーブになると思います!
記憶をよくする
一番よく知られている効能「記憶に良い」
もうこれだけで素晴らしいハーブですよね!
私も勉強しているときはお世話になりました。
内服してもよし、匂い(アロマ)で利用してもよし。
特に勉強しているときに匂いを嗅いで、テストなどに同じ匂いを嗅ぐことで記憶をより一層よくすると聞きました。
学生さんや資格試験などにオススメです。
また記憶だけでなく、集中力も高めることで知られています。
勉強時間のお供にどうぞ。
抗酸化作用
抗酸化作用といえば、アンチエイジングなどで人気です。
残念ながら私たちの体は年を追うごとに錆びついてきます。
抗酸化作用のつよいローズマリーは酸化して体の機能が低下するのを防いでくれるのです。
特にこの抗酸化作用が利用される臓器(系)は
脳・神経、肝臓、心臓(循環)、精子
だと思います。
最新のAdvances in integrative medicineによる研究によるとローズマリーはトータル抗酸化能をよくするため、アルツハイマー病の患者に効果があるかもしれないというものでした(たった30日の服用でアセチルコリンエステラーゼを大幅に減らしたことが認められました。)
アルツハイマーや認知症の研究でも注目されているのです。
頭痛・痛み止め
古くから「痛み止め」の役割があると言われるローズマリーは
特に頭痛に効くと言われています。
筋肉痛や関節炎にも効果があります。
エストロゲン代謝
ハーバリストがこのハーブをよく使う理由の一つが
「エストロゲンの代謝」のためです。
話が専門的になりすぎるのですごく大雑把にいうと
エストロゲン過剰(優位)の時に解毒するために使います。
エストロゲン過剰は、子宮内膜症や子宮筋腫、月経過多などでよく見られます。
また近いうちに女性ホルモンの話でエストロゲンについては触れようと思います。
ローズマリーは女性ホルモンのバランスを整えてくれるのです。
(ローズマリーを飲んでもエストロゲンは減少しませんよ!)
美髪・薄毛・抜け毛予防
ローズマリーが髪の毛に良いと聞いたことがあるかもしれません。
ローズマリーは「5αリダクターゼ」(テストステロンをジヒドロテストステロンDHTに変化させる酵素)を抑制する働きがあります。
5αリダクターゼは男性型脱毛症Androgenic Alopecia (AGA)と関係があります。男性型といっても、女性でも起こります。特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状の一つとしても知られています。
また髪自体を健康にし、美しい髪が保てます。
そのほかにも
✅ 抗炎症
✅ 神経を落ち着かせてくれる
✅ 癌予防
✅ 高血圧・高コレステロールの予防
✅ 消化不良の予防
✅ 肝臓を守る
✅ 抗菌作用
などの幅広く使われる優秀なハーブです。
最後に
ローズマリーいかがでしたか?
体に良いとこだらけの美味しいハーブ。
キッチンでは
じゃがいも料理とラム肉(ローストとか)がこちらでは定番ですが、
肉料理全般、野菜にも結構使い勝手が良いハーブです。
考えているとお腹がすいてきました〜。
それでは、今日はこのへんで。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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