4.達成感ダイエットの『目的』を決めよう!

達成感ダイエットの成功には、目的が必要です。普通のダイエットは夏までに〇キロ痩せたい!とか目標だけ決めて始めていませんか?
もちろん、それでダイエットを始めることはできます。ただ動機づけが弱くついつい今日は呑んじゃおう!とか、今日は疲れたからトレーニングは辞めよう!とかなりがちです。

なぜか??
今までの生活を変えてまで〇キロ痩せたい!と覚悟を決められないからではないでしょうか?食べたい、寝たい、忙しいなど様々なことを我慢するのは誰でも嫌ですから、当然ですよね(笑)

そこで達成感ダイエットを成功させるためには、何のために〇キロ痩せたいかを決める『目的』が必要なのです。『目的』をしっかり持つことで、ダイエットがつらくても目的達成のために頑張れるのではないでしょうか。そこで今回、自分の例を踏まえて、ダイエットの目的の考え方をご紹介します。

1.自分を意識して目的を考える

普通の人が、中年太りを意識するきっかけとしては、健康診断結果が引っかかったり、衣替え時のスーツがきつい、夏にお腹や足、二の腕の露出が多い季節だから気になるなどが挙げられると思います。ただこれらの理由は『目的』にするのは厳しいのでは?と思います。

私は30代から太り始めいつの間にか健康診断結果で経過観察の項目が増えていったのですが、カラダに苦痛がないので診断結果に危機感が湧かないのが正直なところでした。そして特に男性は、中高年になると、見た目を軽視しがちになるので普通の方が、自分のために『目的』を作るのは難しいのではないでしょうか?正直私も自分のために目的が作れなかったので毎年着実に増え続けて90キロが近づいて来ました(笑)

ただ例外としてポジティブな面ではスポーツなど特別に好きな趣味のレベル向上のためやネガティブな面では気になる人に肥満を笑われるなどがあると目的作りにつながるかもしれません。自分の健康状態や趣味、日常生活などを振り返ってみて自分を意識してダイエットの目的が作れるか考えてみてください。

2.仕事を意識して目的を考える

仕事の能力と肥満が直接関わる仕事はアスリートやタレントなどでない限り、多くはないかもしれません。ただ肥満は見た目はもちろん、自己管理のできないだらしないイメージを与えることもあります。

私は、医師、栄養士、トレーナー、料理家などの専門家の知恵を活用して企業のプロモーションをサポートする健康オピニオン会議という会社を起業しました。色々な専門家と協力しながら、企業に様々な健康提案を行うのに、私が肥満では説得力がないと思いました。ある程度の年齢になっていると仕事において指摘してもらえることが少なくなります。特に肥満によるイメージの悪化は直接業務には関わらないので指摘されません。
ただ交渉相手からのイメージ悪化は、最終的には受注の悪化に関わるということを意識してダイエットに取り組みました。
責任世代と呼ばれる中高年にとっては仕事は特に大切ですから、実務面はもちろんイメージ面も踏まえて仕事を振り返ってみて、ダイエットの目的が作れるか考えてみてください。

3.身近な人を意識して目的を考える

自分のカラダは自分一人のものではなく、家族や友人、同僚など様々な人に支えられて生きています。ただ日常生活では人に支えられていることを忘れがちです。私も例外なく忘れて過ごしていたのですが、数年前に甲状腺がんを患いました。直接肥満との因果関係はないのですが、長時間労働、睡眠不足などの不摂生による肥満が今後の大病につながらないとも限りません。まさに健康を失って初めてその大切さに気づいたわけです。そこで自分を支えてくれる家族のためにもダイエットは一時的に痩せるだけでなく、生活習慣を改善して、太らない健康なカラダを維持しなければいけないと強く感じました。
中高年は親を支え、子を支え、会社を支えてているように思いがちですが、もちろん自分自身も周囲に支えられています。周囲の人達の関わりを振り返って、ダイエットの目的が作れるか考えてみてください。

今回は、自分、仕事、身近な人の3つの視点でダイエットの目的を考えることを紹介しました。もちろん他の視点でダイエットの目的を作っても良いと思います。自分が納得できるダイエットの辛さに打ち勝つ軸=ダイエットの目的ができれば、あなたのダイエット失敗の歴史は終焉を迎えます。あとは実践あるのみですから、達成感ダイエットを始めてみましょう。



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