お手軽ジャガイモ料理
僕はめんどくさい作業工程がある料理は作りたくない。料理の作業工程で抜かしたら致命的な手順は飛ばさないようにする。だが、面倒くさいのは嫌いだ。
なので、手軽に出来る料理を書かせて頂く。
”ジャガイモのフカシ”
そう、ジャガイモを鍋で柔らかくなるまで煮たやつだ。ポイントは味付けなのさ。
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〇用意するもの
・ジャガイモ
・塩
・水
・土鍋(鍋でもOKだが、土鍋はわりと保温能力が高いから僕は使っている)
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①ジャガイモの皮をむき、芽や緑になっている部分は取り除く。そして適当に切る。大体同じ大きさでいいし、正直好みだ。
②土鍋に水と塩とジャガイモを入れて、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る。土鍋だと5分くらい煮て、放置しても大きさによっては柔らかくなる。
④皿にジャガイモを盛り付ける。
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ジャガイモをふかしただけの料理だが、正直に僕は思う。料理は素材も大切だが、飽きないためには味付けを工夫したら良いと思う。つまりジャガイモレシピでも複数の味付けを覚えておくと飽きにくい。
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〇味付け
+醤油・リンゴ酢orレモン水・ごま油
……これは中華ドレッシングだ。
醤油は体にこもった熱や食欲不振に良く、リンゴ酢やレモン水は酸味が唾液を分泌させて、食欲不振に効き、ごま油は肝機能を活性化させて、脂肪燃焼に役立つらしい。
+醤油or味噌
……醤油は体にこもった熱や食欲不振の時に良く、味噌は余分の水分を排出するので、むくみにも良いらしい。
+黒ゴマorかつお節
……血と肝、腎を補うもので、抗酸化作用があり、若返りに良い。ちなみに白ごまは別の効能になるので、僕は黒ゴマがおススメだ。黒ゴマは体を冷やさないが、白ごまは体を冷やしてしまう。
そしてかつお節は万能の出汁だ。面倒な時は僕はかつお節で野菜炒めを作ったりする。そしてかつお節は和食の出汁の一つさ。
・生姜orニンニク
……生姜は冷えから来る痛みに効果がある。生姜は色んな東洋医学の先生が本を出している。
ニンニクは血液をサラサラにして、腫物の改善にも良いらしい。
・胡椒
……冷えを伴う吐き気や下痢に効果があり、消化を助けてくれるが、摂り過ぎては逆に胃の粘膜を傷つけてしまう。摂り過ぎなければ体に良いよ。
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料理は素材の良さも感じつつ、飽きない味付けをするだけで、かなりの満足が得られる。しかもジャガイモは加熱してもビタミンCが壊れにくいんだ。通常、ビタミンCは熱に弱いから、加熱をするビタミンCは壊れるらしい。
そしてジャガイモは胃と脾に優しい食材で、余分のナトリウムなどを排出にも効果がある。
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この知識は漢方の薬膳の考えだ。僕は別に漢方の資格はない。だが、日々の料理には取り入れるようにしている。
人は何故行動しない。それは困っていないし、変えるメリットが分からないからだと思う。
だが漢方の知識を見ていくと、メリットとデメリットが分かるんだ。そして自分の体質とその日の体調によっても食事は変えた方が良かったりする。
僕の料理の考え方は調味料を変えるだけで、飽きにくくなる。
食事は味覚も満足し、体や健康にも美味しく。体質により摂り過ぎてはいけないものもあれば、単純に偏り過ぎても問題が起こる(体を冷やす食材の多用のレシピなど)。そこは本を読みつつ学んだら良いのさ。
最後まで読んでくれてありがとう。
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