うえっちの奈良観光とかの独り言

ここに記載の内容は筆者目線で執筆した独断と偏見によるものです。各公式機関からの正式な見…

うえっちの奈良観光とかの独り言

ここに記載の内容は筆者目線で執筆した独断と偏見によるものです。各公式機関からの正式な見解ではありませんのでご了承ください。

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このnoteについて

 このnoteに記載している事柄は筆者個人の考えによる「独り言」であり、「観光案内」やそれらに類する事柄ではありません。  また、記載内容については「快適に観光を楽しめるような案内」ではありません。

    • 奈良の交通対策大全集-地域連携計画から見る【連載交通⑨】

      4期10年を超える取組  この「連載交通」ではこれまで「ぐるっとバス」「パークアンドライド」「奈良公園バスターミナル」について詳しく紹介してきました。  これら取組の他にも奈良市内、とりわけ奈良公園を中心としたエリアに対して様々な交通対策が施されています。  この記事では、それら対策について「奈良中心市街地公共交通総合連携計画」を中心に紹介していきます。 奈良中心市街地公共交通総合連携計画 奈良公園を中心とした交通対策は奈良市内の行政や交通事業者らが集う奈良中心市街地

      • 交通以外の機能も充実へ-奈良公園バスタ計画時の経緯【連載交通⑧】

        奈良公園のエントランス館-誕生へ  奈良公園バスターミナルの交通機能とその詳細については、これまでのこの連載にてお伝えした通りです。しかし、奈良公園バスターミナルには物販や飲食の店舗も入居しています。  この記事ではそれら交通系以外の機能を導入した経緯や、奈良公園バスターミナル開業前の計画についてお伝えします。 レストラン、ホールなどの誕生  「奈良公園バスターミナル」の議論が具体化してくると、交通系機能以外の要素についても検討されるようになります。2013年7月に開

        • 団体バス渋滞を解決せよ-「奈良公園バスターミナル」の役割【連載交通⑦】

          求ム、団体バスの交通処理システム。  奈良県奈良市、「奈良の大仏」が安置される東大寺や春日大社、興福寺、奈良の鹿が生息する市内屈指の観光エリア「奈良公園」。  乗用車での渋滞対策である「パークアンドライド」や、エリア内外の移動性を向上させる観光向け100円バス「ぐるっとバス」の取組については前回までの記事で紹介した通りです。  しかし、これら取組は「個人」で行動する観光客に向けた取り組みです。奈良を訪れるのは個人行動だけではありません。「団体バス」で奈良公園を目指す観光

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        • 奈良公園を中心とした交通事情
          8本

        記事

          奈良パーク&ライド 30年を超える歴史編【連載交通⑥】

          この記事、マニア以外立入禁止。  前回の記事では「パークアンドライド」の概要と奈良市内で行われる取組の事例を紹介しました。今回は奈良市内のパークアンドライドの歴史を紹介する記事ですが、かなりマニアックな内容に仕上がっていますのでご了承ください。  2022年のこんにち。市役所や24号高架下の駐車場を活用したパークアンドライドがすっかりなじんでいますが、これまでの歴史では今の取組内容からは想像できない歴史を歩んできました。  時は、1988年、奈良公園で開催されたとある博

          奈良パーク&ライド 30年を超える歴史編【連載交通⑥】

          パークアンドライドとは?奈良の事例を踏まえて【連載交通⑤】

          ちょっと離れたところに停めてバスに乗る  パークアンドライドは自家用車による観光地周辺での渋滞を緩和すべく、少し離れたところに対象の駐車場を一か所ないし複数設け、そこからバスなどの交通機関に乗り換えて観光地へと向かう渋滞緩和策の一つです。  この記事ではパークアンドライドの概要と奈良市内における事例を開設します。 奈良公園の駐車場事情 奈良市内有数の観光地である「奈良公園」には、大規模な駐車場が存在していません。  奈良公園周辺にある駐車場で最大なのは奈良県が管理する

          パークアンドライドとは?奈良の事例を踏まえて【連載交通⑤】

          実は14年の歴史「ぐるっとバス」の創意工夫【連載交通④】

          実験を重ねた14年。  JRや近鉄の奈良駅、大和西大寺駅と言った奈良の街の玄関口と、奈良公園、平城宮跡を結ぶ「ぐるっとバス」。観光客を乗せる「観光周遊100円バス」の性格を持つと共に、市役所や商業施設前を通る為か地域住民の利用もあり根付きつつある交通機関の一つではないでしょうか。  3つあるルートのうちの1つのルートが毎日運行を開始したのが2019年であり、まだまだ「新しい乗り物」という印象もありますが、その歴史をたどると14年前、2008年までさかのぼることができます。

          実は14年の歴史「ぐるっとバス」の創意工夫【連載交通④】

          交通連載4~6に関する参考文献

          交通連載4~6は「ぐるっとバス」及び「パークアンドライド」について記述していますが3記事を同時並行で調査したため参考文献が共有されています。あまりに多い量となりますのでここでまとめさせていただきます。 書籍「なら・シルクロード博公式ガイドブック」1988年 財団法人なら・シルクロード博協会(筆者所有) 「なら・シルクロード博公式ガイドマップ」1988年 財団法人なら・シルクロード博協会(奈良県立図書情報館蔵) 「なら・シルクロード博 公式記録」1989年 財団法人なら・

          交通連載4~6に関する参考文献

          いいわけです。

          最初に手を付けたのは去年の秋 お休みをいただき現地を調査 調査結果を文字にできず訪れる春。 今は3月、もう3月。 前の投稿から1ヶ月。 ついに記事化で連載組むも。 ここで手を付けたのは事前に調べていなかったもの。 手を付けたが資料と文字は山の量 作る画像はそれなりに。 暖房壊れリビングへ。 テレビついてる五輪やる。 カーリング銀メダルで 集中不足は金メダル。 そして行きつく快活に。 心地よい環境で活動はじめ、 ぐいぐい進む記事執筆。 打て打てと3回目。 お休みいただ

          4つの交通課題と奈良公園バスターミナルの当初計画【連載交通③】

          来寧4方面作戦。  前回までの「連載交通」では、奈良市内における地理関係や交通に関する基本的な事柄をお伝えしてきました。  今回の記事からは、予告記事にもありました通り「奈良公園」を中心とする交通対策の仕組みや現在に至る経緯について解説したいと思います。  2019年、奈良公園の交通対策に一石を投じる施設ができました。「奈良公園バスターミナル」。この施設の計画時期と同じころ、奈良公園周辺には4つの「交通についてやらなければならない事」がありました。この4つの課題と解決策

          4つの交通課題と奈良公園バスターミナルの当初計画【連載交通③】

          移動手段の役割って何ですか?【連載交通②】

          奈良公園に行く方法はいくつかあります。  例えば、大阪方面からなら近鉄奈良線に乗って近鉄奈良駅へ。そしてバスに乗って奈良公園、または歩いて奈良公園に向かうのも良いでしょう。はたまた自宅から自家用車で来る手段もあります。 「奈良公園を含む奈良市内には、鉄道では近鉄、JRが。バスでは奈良交通バスが。そして自家用車や団体バスという手段もあります。」  こう書くと、あらゆる手段があるように見えますが、実はいくつかの分類が「ぐちゃぐちゃ」に混じっている表現となっています。  今

          移動手段の役割って何ですか?【連載交通②】

          「大立山まつり」とは何か?(後編)

          前回の続きです。 「大立山まつり」は、2022年の開催に至るまでに大きな改変を1度経験しています。2016年~2018年の3回は「巡行時代」として前編にてその解説をしました。  2016年に初回が開催され、毎年年始に開催されているイベント「大立山まつり」。2018年までの3回は四天王を模した繊維強化プラスチックの人形「大立山」が台車の上に乗せられ巡行する「大立山巡行」がメインのイベントでした。  この記事では2019年開催より大幅にリニューアルした「大立山まつり」を「祝ぐ

          「大立山まつり」とは何か?(後編)

          「大立山まつり」とは何か?(前編)

           毎年、年明けの寒い時期に開催されるイベントがあります。  それは「大立山まつり」と言います。  このイベントは現在に至るまでに1度大きなリニューアルをしています。この記事では「大立山まつり」に迫るその前編として、このイベントが誕生する経緯と、リニューアル前の「大立山まつり」に対して筆者が感じた「違和感」と、それでも「楽しめた」その感想をお伝えします。 (この記事での西暦表記は年度ではありません。)   「大立山まつり」とは 「大立山まつり」は奈良県を主体とする実行

          「大立山まつり」とは何か?(前編)

          (妄想)奈良でオリンピックやってみた

          できるわけがない。 そうなんです。できるわけがないんです。 奈良でオリンピックが。 でも、つっくっちゃったんです。 「奈良オリンピック」会場一覧(妄想) 条件・開催都市は「奈良市」とする。 ・競技は東京2020オリンピック大会に準ずる。 ・2013年に開催決定→2020年開催とする。(東京と同じスケジュール) ・2013年以降に整備され、現実世界で2121年までに完成した施設等については大会準備スケジュールに併せ、完成時期を改変できるものとする。  例)競技場

          (妄想)奈良でオリンピックやってみた

          奈良の「観光スポット」は集まっている!?【連載交通①】

          大仏様にお参りした後、どこに行きますか?  例えば、定番の「奈良の大仏」と、その周辺に生息する「奈良の鹿」は外せないでしょう。その後は歩いてすぐの「ならまち」を散策してカフェや雑貨屋さんを訪ねるのも良いでしょう。はたまた、バスで移動すれば「金魚ミュージアム」を見た後に隣の平城宮跡を歩いて「朱雀門ひろば」でゆっくりするのも良いでしょう。  このように、奈良の市街地は「いくつかの観光スポット」が集まり、それが「いくつかのエリア」を形成しているという特徴を持っています。  今

          奈良の「観光スポット」は集まっている!?【連載交通①】

          奈良-路線バス実証運行に乗ってきた

           2021年12月の一部日付けにて行われている電気バス等を使用した奈良交通株式会社様によるバスの実証運行に乗ってきましたので、その様子と感想をお伝えしたいと思います。 実証運行の概要 今回の実証実運行は2つのルートをそれぞれ別の期間にて実施されます。 【平城宮跡~西ノ京ルート】は、12/4~12/10にて平城宮跡朱雀門ひろば~(西ノ京エリアである2寺の)唐招提寺駐車場~薬師寺駐車場~朱雀門ひろばを環状するルート。 【奈良公園~若草山頂ルート】は、12/19~12/25に

          奈良-路線バス実証運行に乗ってきた