タン

小さな頃から自由に育ててもらい、気が付いたら、人生の半分以上を海外で暮らしている。お金…

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小さな頃から自由に育ててもらい、気が付いたら、人生の半分以上を海外で暮らしている。お金がなくても、時間がある状態。何を血迷ったか、文章を書き始める。今までを思い出しながら、思いのまま書いている。好きにさせてくれる、hubbyと娘に感謝。

最近の記事

いろいろあり いろいろ考える(5)(いろいろ辞めたなぁ‥)

 つい最近、日本のテレビ番組を観ていたら、著名な作家が言っていた。 「継続することが必要なんだよぉ。」  そうなんだよねぇ。好きな事なら継続できる。良いんだよ、周りが何と言ったって。好きな事は、続ければいいし、飽きたら辞めれば良い。また、したくなったら、始めれば良い。なんでもあり。  今までに、色んな事を諦めたり、辞めたりしてきた。限界が見えたり、疲れたり、単純に飽きてしまったり、やる気をなくしてしまったり。(更年期障害の始まりは やる気をなくした)【でも、良いじゃなかぁ。

    • いろいろあり いろいろ考える(4)結婚…異教徒

       海外で暮らしていると、日本にいるより、多種多様の国籍のいろんな考えを持った人々に会う機会が多い。2018年、ニュージーランド(NZ)への移住者は、人口の23%に達している。4人に1人、外国人。感覚としては、今世紀に入ってから、混ざる速度は加速している。当然のことで、異教徒間での結婚も多々あり、あれやこれやと知らない事を教えてもらえる機会も多い。  日本人40代女性、子供二人。旦那さんエジプト人、イスラム教徒。結婚の際に、彼女は、イスラム教に改宗した。愛の力は強しなのだろう

      • いろいろあり いろいろ考える(3)(ワーキング・ホリデー・ヴィザ)

         ワーキング・ホリデー・ヴィザ。Working Holiday Visa。知っている人、知らない人、色々いると思うのですが、通称を‘ワーホリ’。で、そのヴィザを所得し、海外に出る人は、英語圏だと‘ワーホリ・メイカー’。覚えている限り、日本は最初、オーストラリアとの間で、1980年にこの制度を提携しているはず。よく考えてみると、歴史で習った白豪主義のお国ではないか。今になって、昔取った杵柄、歴史の1ページを思い出す。  19歳の大学生だった。下宿の自室で6時のニュースを観なが

        • まさかの人生(3)(結婚は突然に…ホリデー・イン・ジャパン)

           ニュージーランドでは、1年の間にまとまった2-3週間のホリデーを取るのは当たり前。それも結構前から、みんな計画をしている。ジェイと暮らし始めてすぐ頃、私の次のホリデーの日取りは決まっていた。日本へ帰国、2週間。取り敢えず話しておかなければ… 「次のホリデー、日本へ2週間帰るんだけど。あなた、どうする?」 「出来たら行ってみたい。日にち決まってるの?」 「12月○○日出発。1月○○日、こっちに帰ってくる。フライト空いてるか、チェックしてみれば。」 「分かった、やってみるよ。」

        いろいろあり いろいろ考える(5)(いろいろ辞めたなぁ‥)

        • いろいろあり いろいろ考える(4)結婚…異教徒

        • いろいろあり いろいろ考える(3)(ワーキング・ホリデー・ヴィザ)

        • まさかの人生(3)(結婚は突然に…ホリデー・イン・ジャパン)

          いろいろあり いろいろ考える(2)

          (凄い人たち)    今日は薄曇りで寒い日。私の横には、4つパネルの付いたパネルヒーターが、私を温めてくれる。ニュージーランドの地方都市の端っこの方にある住宅地の我が家の周辺は、信じられないくらい静かで、天気の事もあってか、鳥の声さえ聞こえない。でも、世間は忙しく、色んな事が起こっている。それも同時進行で。でも、よく考えてみれば、地球が始まった時から、その現象は、ずーっと続いているわけで、特に驚くことではないんだと、やっと気が付く。日本では、地震が立て続けに起こっているが。世

          いろいろあり いろいろ考える(2)

          いろいろあり いろいろ考える(1)

           7:15AM。PCに向かい文章をタイプし始めた。今朝はちょっと早めに起きた。5:43AM ぐらいだろうか。昨夜、旦那にランチを作ると約束してしまったからだ。  ベッドで目覚め、娘のお古の薄紫色のドレッシング・ガウン纏う。トイレへ直行。すっきりし、尿の色をチェック。(私は今のところ、夜中にトイレに起きることなく、ふだん朝の6時台まで寝ている)そのあと、キッチンへ行き、ケトルのスイッチをオン。ザーッという音ともに、湯沸かしスタート。それと反対側にある、キッチン・アイランドの上

          いろいろあり いろいろ考える(1)

          未来のためにできること

           実はあまりよく考えたことがない。未来を考えても、何がどう、どこで変わってしまう判らない。思い描く通りに進んでいくという可能性が、100%では全くない。だから、漠然と短いスパンでの目標もと、『今』に集中して生きてきたような気がする。  そんな私でも、’未来のためにできること’を一つあげるとすれば、これからの未来をリードして行く子供たちや若い人たちに、寄り添って、訊ねられれば助言をし、エールを送る事だろう。彼らは、私達の希望だから。  何でもいい、遊びでも、勉強でも、お祭り

          未来のためにできること

          まさかの人生(2)

          (結婚は突然に…一緒に暮らそう)    ジェイと付き合い始めてから、2週間が経った頃、日本人のフラットメイトの帰国日が決まった。  かなり大きい家の前半分に、大家さんが住んでいて、壁で完全に分かれた後半分が、フラットとして貸し出されていて、そこに住んでいるのが、私たち。ベッドルーム2つ、バスルーム(トイレ付)、キッチン、ガレージ、超大きいダイニング兼リビングルーム。キッチンで料理をしていると、遠くにオークランドのダウンタウンがちらちら見える。  1人で住むには大きすぎるし高

          まさかの人生(2)

          脱出1986

              (プロローグ)   遡ること7年前。まだ短大生一年。下宿の自室。6時のニュースを観ながら、夕食を食べていた私。 『日本とオーストラリアの間で、ワーキング・ホリデー・ビザが開始されることが決定しました‥‥。』  聞くや否や、食べている場合ではない。ボールペンを取り、その辺にあった紙にメモをした。(これだ、これを使って、日本を出よう。それも最長1年いられる!)その夜は、ただその事だけ考え、よく眠れなかった。  朝が明けて、学校へ‥‥まさかぁ!学校とは逆方向にある、オースト

          脱出1986

          まさかの人生

          (結婚は突然に…出会い)      私と旦那のジェイは、出会って6か月目で結婚をした。こんなに長く一緒にいるとは、思ってもみなかった。独身時代は、結婚の’け’の字も、考えたこともなけりゃ、夢に見たこともない人間。まさかの結婚をするとは…。    36歳の時、今の旦那と会った。同じビルの違う会社で働いていた人で、当時スモーカー。私も同じくスモーカー。初めて彼が目に留まったのは、駐車場の端っこにある、風が吹きっさらしの喫煙場所だ。彼はいつも、同僚の男性と、その場所に来ていた。同

          まさかの人生

          告白歴

                                   #ペンネーム タン  2024年6月7日、私の住んでいる、南半球の小国の地方都市は、雲が少々あるが、気持ちの良い気温の日である。昼食後、ユーミンの曲を掛けながら、タイプを打ち出した。  何を書こうと思っていると、小学校6年生の頃好きだった男性から、FBのが入って来た。それで、思い出した。初めて告白をした人は、この人だった。ユーミンの曲にも合っている。 (小学校)  6年3学期も終わろうとしている頃だった、と思う。けっこう長い