田舎にいながらオンラインで海外進出できた理由
オンラインで仕事をすることは、時間や場所に縛られないで仕事ができる。ということをよく聞きますよね。
地方に住んでいても、日本全国の人と仕事ができる。
日本だけじゃなく、世界の人と仕事ができる。
そうです。視野を広げれば世界中の人と、どんな人も仕事ができるんです。
でも…私が世界の人となんて、日本以外の人となんて、全く想像できませんでした。
だって、英語はできないし…嫌いじゃないけど、話すことは難しい。
(でも、一時期、オンライン英会話習っていたな。)
だって、高いスキルを持っているわけじゃないし。
(そもそも高いスキルってなんなのだろう。)
つまり、海外の人と仕事ができる人は、高いスキルを持った、英語ペラペラの人じゃないとできるわけがない。と思い込んでいたんです。
そのため、私が希望する、場所だけじゃなく、時間も束縛されない働き方って日本にはまだない。
つまり、このままだと私は働けなくなる。
そんな気持ちに陥りがちになっていました。
そんな現状があり、「じぶんで作るしかないんだな」と最近、動き出したところでした。
でも、私ができることがあるなら、海外の人と仕事がしてみたい。
そんな気持ちが、心の奥深くにはずっとあったんです。どうすればいいのかわからなかったけど。
いろいろふりかえってみると、リモートワークで働く中で、いろんなことを学ぶことができました。スキルだけじゃなくて、人との関わり方。
きっと、公務員の仕事では学べなかったことや、経験できなかったこと。そんなことを、フリーランスで働くようになって学ぶことや経験することができました。
そして、お受けしていた仕事をいったん手放して1ヶ月。自由な時間があったことで、仕事を作り出すことの難しさも感じたのですが、私はどんな仕事をしたくて、どんな人と働き、心も経済的にも豊かになりたいのか。
ということを、深く考える時間を持つことができました。
正直、収入の目処がたたない状態で、
「なんとか働きに出ようかな。でも、やっぱり、現実的には無理だしな」
という気持ちがぐるぐる回っている中で、noteの毎日投稿とstand.fmをスタートさせて、気を紛らわせていたこともあります。
でも、これが効果的だったのか、だんだんと頭の中がクリアになっていきました。
そして、私が自覚したことは報酬ももちろん大事です。でも、
人を大事にする人と仕事をしたい
という、シンプルな答えが出てきました。これは、アウトプットを増やし、毎日、コツコツ続けてきたからだと感じています。
そして、1週間前。
ふとFacebookを開いた瞬間、フリーランスになったばかりの頃にお世話になった方のシェアした記事が目に入ったんです。
それが、海外の人材募集。
そこには、一緒に働きたい人がどんな人で、どんな働き方ができるのか。ということがシンプルに書かれていたんですが、私がこの人材募集を見たとき、シンプルだけど、人を大事にしたいというのを感じたんです。
それで、人材募集の記事をシェアしていたお世話になっている方にメッセージして、以前話を聞いたことがある経営者さんだとわかり、とりあえずお話を聞いてみようと連絡をしました。
そして、その後はあっという間にことが進み、この記事を書いている前日に「一緒にお仕事をしましょう」とお返事をいただいたんです。お返事をいただいたとき、何が起きたのかわからず、手が震えていました。
そして、今朝は、ミーティングに参加させていただいたのですが、自己紹介はしどろもどろ。「時間が戻るなら、もう一回、自己紹介やり直したい」と今でも思うほど、ものすごく緊張しました。
でも、みなさん、優しくて。出会えたことが嬉しいなって思いました。
急展開なこの1週間なんですが、そうなんです。
私は、日本の、しかも佐賀県という田舎にいながら、海外の人と仕事をすることになったんです。
正直に言います。
この記事を書いていても、「やっぱり夢なのかな」と思うほど、まだ、フワフワした感じです。
でも、今回のお仕事が決まるまで、アウトプットを増やしたことや、自分ができることを自然と棚卸ししたことで、いろんな気づきがありました。大きな気づきは、公務員時代の経験は、マネージメントに使えることが多かったのだということ。
横文字で「マネージメント」と聞くだけで、私にはそんなスキルはないと思い込んでいました。でも、記事にして、ラジオで配信し、面接を受けて、「私は長い時間かけて人が約束を守れるように伴走すること。そして、自立できるように応援することを仕事にしていたんだ」と、やっと気づけました。
だから、今回の面接の時、「もしかしたらできないかも」という気持ちよりも「私は期限を守ることと、お客さんを応援し伴走することができます」と伝えることができたんです。
できているスキルがアップしたというわけではなく、心理的に「私が持っているものの中でできることはこれだ」と言えるようになったんだと実感しています。
もちろん、場所や人が変われば、今まで自分にとってはできていると感じていることも、「そんなにできてないよ」と言われるかもしれません。でも、そこを怖がっていたら、新しい世界に行くことはできないなって思っています。
と言っても、今回、海外という新しい世界に一歩を踏み出せたのは、経営者さんの考えと温かい人柄があったからこそなんですけどね。
もし、その方に出会えていなかったら、私は「海外」という新しい世界に、今も一歩を踏み出せなかったと思います。
人との出会いとタイミングって、絶妙ですね。
「私はこれだ!」という基準や方向性を自覚できていなかったら、海外進出だけじゃなく、リモートワーク さえもできなくなって、潰れていたのかもしれません。
インプットとアウトプットの時間をバランスよく持つこと。そして、ひとりの時間を持てること。このことは、どんな人生を送り、どんなことで貢献したいのかを考えるために、とっても大切なことなのかもしれない。
年齢もいい年になったので、経営者さんの話を聞く相手という立ち位置も、もしかしたら求められるのかもしれないなって、なんとなく思っています。
お話をお聞きしたり、「いいね」ってお伝えしたり。そうすることで、お話をしてくださった方が、だんだんとリラックスして笑顔になれる場を作ること。
私にとって想いと言葉を共有できる場を作ることが軸であり、好きなんだ。と、この記事を書いていて気づいたところです。
やっぱり、アウトプットって大事ですね。
9月は、スキルアップの時間を多く取る予定なので、おしゃべり会の回数は少なくなりますが、継続して開催していきます。そして、私のもう1つの軸となるオンラインでの読書会も開催中です。
詳しくはこちらで随時更新中です。
あなたとおしゃべりしたり、読書会でお会いできることを楽しみにしています!
「どんな人?」と気になる方はstand.fmでおしゃべりしてますので、よかったら聞いてみてください♪
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