元上司(社長)からのオファーを断った話「楽しくやってるならいいよ」
2024年7月某日、前の前の会社でお世話になった上司から2年ぶりにお誘いをいただき、横浜の百貨店レストラン街で会食をした。
新卒で入社して34年勤務した会社を退職、転職して今月でちょうど2年が経過しようとしている。
34年間、電機メーカにて営業・企画・人事として活躍?したが、今は職業相談員として、別業界で働いているので前職含め仕事上の接点はない。
退職後は元同僚との接点も少ない。(自分から誘わないためでもあるが)
元上司で役員だった方からのお誘い、断るわけにはいかない理由がある。
私を部長にしてくれた人だから。
もちろん、昇進させてくれたという打算的なことだけではなく、企画スタッフとして私のスキルを買ってくれたわけで、指導含め大変お世話になった。私を部長にすることを条件に自分の元へ異動させてくれたのだ。
上位職になったからこそ自分自身も一層成長できた実感があった。
そして、その方も本年3月に退職をされ4月からは、会社(メーカー)経営者として都内に勤務している。
そして、わざわざ私の自宅に近い横浜方面で会場を設定いただいた。
めっちゃオシャレな店💦
眺めも最高である。
K-POPライブを観に行ったKアリーナを眺めながらの会食。
さて、このタイミングでのお誘いの意味合いは何となく察知していた。
現在社長を務める会社へのお誘い(オファー)であった。
恐らく、企画・人事等のスタッフとしてのポストが待っていたのであろう。
前職のような大企業ではなく、100人規模の会社なので、もしかしたら役員ポストが用意される可能性もあったかもしれない。
平均年齢30歳ということで活気はあるものの、若い会社なのでスタッフ機能は弱いと感じられていたようだ…
本来なら二つ返事で受ける話なのかもしれない。しかし、、、
私自身も本年4月に2年越しの夢を叶えたばかりなのである。
断腸の思いでお断りした・・・( ;∀;)
一方で会食は思い出話も含めて楽しくすすむ。
いずれも美味であった。
そして予想通り・・・
ご馳走になった!
なんかお誘いを断っての申し訳ない感じ・・・
(ただ、私も準備していた退職&社長就任祝をお渡しした)
そして、別れ際の元上司の温かく懐の深いお言葉が心に響いた。
今が楽しいならいいよ
元気にやっているようで安心した
転職後に自分が苦しんでいるのでは?という気遣いもあったように思う。
やはり社長になるような方は度量、器が違うよな、と実感する。
断っただけで終わるわけにはいかない、と思った私は解散した後、帰りの電車の中で元上司にLINEで御礼の言葉とともにこう返した。
もっと市場価値を上げて、いつか自分から売り込みにいきます!
カッコいい笑
今回の選択が正しかったかは誰にもわからない。が・・・
不器用な選択をしたような気もする。
でも、自信を持って“自分が選んだ人生”、後悔はない。
今の仕事で専門性を鍛え、もしかして本当に売り込める日が来るかもしれない、と新たな夢を抱いて・・・
以上、私のシン・転職なう番外編?を最後まで読んでいただきありがとうございます。
2年前に退職した会社は大企業だったこともあり、私の同年代が定年を迎えつつある今、多くの者が再雇用だったりツテを頼っての再就職をしています。
この年代で私のようにガチ転職している人間は珍しい気もします。
が、だからこそ希少性のある楽しい人生である、と胸をはれます。
おかげでnoteのネタも途絶えなくて済みます笑。
もうすぐ59歳、人生の第4ストーリーの幕開け準備です。
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