キューバ1日目⑤ブエナビスタソシアルクラブへ。

キューバ旅の1日目は、革命広場、革命博物館、カバーニャ要塞もまわり、ご飯を食べながらサルサもして、、そして最後にブエナビスタソシアルクラブのコンサートへ向かった。

キューバといえば音楽、音楽といえばブエナビスタソシアルクラブということで、耳にした方や、曲を聴けば、これかー！とわかる人も多いだろう。私も旅に行く前に、友の勧め映画「ブエナビスタソシアルクラブ」と「ブエナビスタソシアルクラブ★アディオス」を観て、気持ちを高めていた。実際に道端や、カフェで演奏しているバンド達はブエナビスタソシアルクラブの曲がほとんどで、本当に皆んなに愛されてるし、誇りになっているんだろうな〜と感じられた。キューバ音楽が世界へと広がっていった原点だし、それはそうか。
ブエナビスタソシアルクラブと、アディオスの映画で、キューバの歴史や音楽がどう広がっていったのか、ブエナビスタソシアルクラブはどのようにして出来ていったのか？ということもわかりやすく、またドキュメンタリーということで、もちろん歌声や演奏も聴ける。そしてキューバの街並みなども見れてるので、キューバを感じたい時には、ゆっくり観たい映画。実は、このnoteを書く今、アディオスの方をもう一回観ていましたw。 だからキューバで楽しそうに歌い踊る人達や、街並み、そして必ずと言って良いほど演奏されている「chan chan」が頭から離れません。

そんなブエナビスタソシアルクラブのコンサートに行けるなんて、楽しみすぎる！と浮かれながらに友と向かう。確か、このコンサートは曜日も決まっていて、火曜にやってるということで、(調べたら、火曜.土曜の2回でした) キューバ初日の火曜に絶対行こう！というスケジュール。カバーニャ要塞から、一度casaに帰ってからコンサートに向かった。

ここで、ブエナビスタソシアルクラブと、このコンサートについても少し記載しておきます。というかネットから拝借です↓

◆ブエナビスタソシアルクラブ
1997年、アメリカのギタリストであるライ・クーダーがキューバに旅行した際、それまでキューバ国外にはほとんど知られていなかった老ミュージシャンとセッションを行ったことがきっかけとなり、バンドを結成。
以降世界中のラテン音楽ファンを虜にしたブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。

◆コンサート
初期のメンバーの多くが鬼籍に入ってしまった現在も存命のメンバーやブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの魂を継ぐもの、
ゆかりのあるミュージシャン、同時代に活躍したミュージシャンたちが、その音楽を奏で続けています。
キューバの名門ホテルであるナシオナル・デ・クーバ内、「サロン1930」の会場にて伝統音楽を楽しむコンサートツアーです。
キューバ音楽でロマンチックかつリラックスした夜をお過ごしいただけます。

ということで、私たちは、「サロン1930」へ。無事早めについたので、ついでに高級ホテルも見てみようと、謎に2人でエレベーターに乗って上まで上がったり。エレベーターで一緒になった人に怪しまれてないかと無意味にビクビクしたけど、結果何事もなく、ただただエレベーターに乗っただけだったが、とりあえず高級そうということを感じましたw。そして、ラウンジ的な所はとてもオシャレで、その横に有名人のサインがたくさんありました！おお、なんか由緒ある所！

チケットも買って、待ち時間をウロウロしながらいざ会場！チケットは、飲み物だけのものと、ディナー付きがあり、そちらの方が席が良さそうということで、ちょっと豪華にディナー付きにしました。(このあたりは友のスペイン語に委ねて)もちろんお腹も空いてて、そのつもりだったけど。

そして、わくわくしながら「サロン1930」に入ると、やはりディナー付きということで前の方のテーブル席に！これは近いし良かったよな〜と言ってるのもつかの間。寒すぎて震えだす。

コンサートを観に行かれる方に唯一、注意点とするならば、この寒さ対策です。サロン1930の冷房は本当に半端なく強烈です。外が暑い分、確かに冷房が効いてる所もあったけど、こんな凍えるほどにキンキンに冷えている所はここしかありません。

散々、キューバの日差しを浴びて火照った体も一気に凍った2人。なんとか羽織を持っていってたものの、薄手の羽織では間に合わないんじゃないかと思う勢い。とにかく、あったかいものを飲みたい。カフェコンレチェー！！なんて思ってもみたが、そこはやっぱり乾杯から。アルコールで体をあっためよう。乾杯しながら、最初の料理が運ばれてきたくらいから、ステージスタート！遂にきた！ブエナビスタソシアルクラブ！もちろんメンバーは変わっているが、この生バンドの躍動感。やっぱりすごいな。歌いながら踊ってるお姉さんもめちゃくちゃかっこいい〜！！動画が貼り付けれないのが、本当に残念。

と歌やダンスや演奏に圧倒されつつ、料理もどんどん運ばれつつ、見て食べて飲んで叫んでなかなか忙しいw。そしてひときわ大きな声援で現れたこの方、年齢から見てオリジナルメンバーかな。そのお仲間か。こんなにも赤いスーツをかっこよく着こなして、魂で歌う。いくつになっても歌い続ける、踊り続ける、何かをやり続けるということは本当にかっこいいなと素直に感動した夜。

そして、ブエナビスタを満喫していたら、これまたその演奏に合わせて次はダンスも始まった。2人とも素敵な衣装で現れてさっそうと楽しそうに音にのって踊る。めちゃくちゃかっこいい〜と2人で大興奮。結構テーブルの近くで踊ってくれたりと見応えたっぷり。またもサルサに魅せられた1日でした。　そして最後はみんなで一緒に踊ろうと会場にいる全員で立って、ステップを踏み出す。　前で踊ってくれるダンサーに習って、私たちもステップを踏み出す。ワー！足どうなってんの？　楽しいな〜！！最高〜っていいながら、会場が一体になって踊りだす。結局、寒さもぶっ飛んで熱い熱い1日でした。