見出し画像

旅のおわりの贈り物

今まで想いを馳せていたキューバの4泊7日旅も遂にラスト。今日はその旅の終わりと、その後の心に色濃く残っているサプライズな出来事を少し。

キューバの最後はメキシコに立ち寄り、タコスと死者の日を満喫した。↓

そして、友とはメキシコからは別々の便にのって成田でまた再会というおつな旅。長いフライトを終えて、成田で再び合流した私たちは、あれだけキューバに別れ惜しんでいたのに、着いて早々に和食のお店に入る。朝の8時。  

あー、やっぱり染みるわ〜なんていいながら郷に入れば速攻で郷に従う私たち。久々の和食は一気に日本の空気が漂った。でも旅が楽しすぎたので、あれやこれやと動画や写真をみてはひと笑い。面白かったよな〜と色んなキューバを振り返る。そして、お腹も満たされてひと息ついたところで、本当に家に帰宅。

そして、1日寝ればまた仕事という現実に舞い戻り、普通の日々に戻っていたところ、「やっぱり腕は、折れてたわ!」という驚きの報告。
よく、骨折してて、あれだけのことができたよな。あの荷物もよく背負って帰ったよなと、笑い合う。しかし、帰ってきてからの方が大変で、片手で髪を洗ったり、食器をあらったりするのがマジでできへんという話しから、私も試しにやってみたが、本当にこれが難しすぎた。人間余りに無力。片手で髪を洗ったり乾かすのって至難の技!日常の大変さを知り、普段のありがたみを感じた瞬間。

そんな、心配やひと盛り上がりがあってからの日常に、突然なんの前触れもなく、封筒が家に届いていた。何かなと思って開けてみると、なんとキューバ旅のフォトブック!しかも、中身をみれば、ページごとに日付けと場所と一言が。キューバをすぐ近くに感じ、情景が浮かぶ写真たちに、心が弾む。こんな旅の楽しみ方ってあるんや!旅が終わって、日常に戻り少し後ろ髪引かれている時に、この写真たち!!

画像1

友に連絡すると、nohanaですぐに作れるで!終わった後の写真もいいやろ。と一言。

いや、良いも何もめちゃくちゃ感動です。思いがけない贈り物。そして、それを作って送るというその気持ち。やっぱりそれが嬉しすぎる。
そんなことが、さらっとできる人でありたい。
いつか、nohana ↓を使えるように。
次の旅ができる世の中であるように。

そんなひとしきり感動していた数日後に、なんと次は友からハガキが届いていた!それは、キューバから送られてきたハガキ。いったい、いつ書いていたのか?どこに郵便局があったのか?! 結果、それは私がホテルで寝ている間だったのだがw。 

画像2

だけど、絵ハガキの1番素敵な使い方。行く先々で、その国の絵ハガキを買うことは良くある。帰ってから、そのハガキで送ったり、家に飾ったり。でも、その現地で買ったハガキを現地から書いて送る。それは極上の絵ハガキの使い方だと思った。なんせ受け取った側の感動の大きさ。その旅の状況や、その時の熱みたいなものが詰まったハガキ。嬉しくないはずがない。そんな心に響くものって、そうそうない。 

旅慣れしている人にしたら当たり前なのか、私が何もやってなさすぎなのかはわからないが、心に色濃く残ること。やっぱりそれは人と人との間でうまれるものなんだろうなと思う。旅先で助けれもらえば、旅で困っている人をみてなにかしたくなるし、そうやって自然とうまれてくるもの。

だからバックパッカーの友にしたら普通のことをした感覚だと思う。でも、何というか、この旅は私にとって、感慨深く、心揺さぶれることが多かった旅。学びも感動も多かった旅。そんな嬉しさや幸せを誰かに届けられることって素晴らしい。素敵な贈り物をありがとう。

次の旅で、そして毎日の中で少しでも成長できてたら良いなと思う今日このごろ。グラシアス


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?