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イタリアで、アフリカ人と約100㎞のハイキングをしてみた5日間の旅日記 初日~2日目

Ciao~♡
セルフラブ・コーチの♡G AYAKAです
今年の4月からイタリアに来ていますが、セルフラブを実践していると自分でも思ってもみなかったことに挑戦できたりします。

今回は旅の日記…長文です!
8月中旬に、アフリカ・コンゴ人のレイモンドと5日間のハイキングに行ってきました!
彼は、私のパートナーではなく、ミラノで私が参加している合唱の指揮者です。(この時点で、情報が多すぎて意味わからないですよね笑)

1,2か月前から、レイモンドに「歩くの準備しといて」と謎のお達しがありました。
その時は内容は知らずにOKしていたのですが、内容をよくよく聞いてみたら、5日間かけて街から街を歩くという結構ハードな内容のハイキング…!
今回なぜ挑戦しようかと思ったかというと、単純に新しい体験をしてみたかったから。
海外で5日間もハイキングに行くなんて、レア体験だと思ったからです。
自然が好きなので、そういった環境に身を置きたかったのもあります。

歩いたのは、イギリスのcanterbury~フランス~イタリアのローマまで続くVia Francigena(ヴィーア・フランチージェナ)というヨーロッパの巡礼の道の一部分、イタリアのトスカーナ州のサン・ミニアート~シエナまでのたったの約100㎞です。

ハプニングだらけの初日

初日からハプニングで、ミラノからルッカの街(サン・ミニアートまでの通過点)に行く電車にレイモンドが間に合わなかった笑!
車の駐車場が見つからなくて、大変だったらしい。
出発の3分後に、走ったであろう荒い息遣いのボイスメッセージが届きました笑

 ミラノ駅、24番線の電車に乗ります

鈍行で向かったので、まず6時間の一人旅からスタートです。
6:45 ミラノ発の電車、意外に人が多かったです。
11:22 にヴィアレッジョで乗り換え…までに、「スマホの充電器のプラグを忘れたから貸して」と二人のイタリア人に声を掛けられる。
なんてゆるいんだ、イタリア!
大体のイタリアの電車には、コンセントがついています。
ちゃんと返してくれてよかった~◎旅行される方、いつでも用心はしてくださいね!

12:17にルッカに到着して、レイモンドが到着するまでに、膝のサポーターを探しました。実は早朝、家からミラノ駅に到着するまでにすでに痛み始めた私の膝…😭
薬局でサポーターが見つかって、その場でつけたら、大分違うんですね!
サポーターつけるだけで、痛みが大分緩和されました😊

サポーター見つかってよかった!
レイモンドを待つ待合室。リュックを枕に、本を読む男性、「世界の車窓から」に出てきそうな風景!

30分後、レイモンドが無事到着。
ルッカの街に入って、一緒にランチしながら色々面白い話を聞けました。
子供の頃、マンゴーの木の上で過ごした話やパスポートの名前が違ってそのままの話とか…😂(気になるでしょ?笑)

ルッカからサン・ミニアートまで電車で移動しましたが、乗る予定だった電車がキャンセルになってしまい、別の電車で向かいました。
これもイタリアあるある。慌てないこと👍

サン・ミニアートの駅からサン・ミニアートの旧市街までは2、3km。
次の日から始まる長距離ハイキングの予行練習です🔥
サン・ミニアートの街、丘の上にあるので登りきるまできつかった。もちろん背中には、5,6kgの荷物を背負っています。

丘の上にあるサン・ミニアートの塔

塔のあるところまで登ったのに、私たちのホステルはこの階段をくだったさらに先にありました…

小さな路地にもわくわくします。が、下りで膝が痛いのと、ここで蚊の襲撃にあいました…

無事についてホステルでは、4つベッドの部屋を3人でシェア。
レイモンド曰く、いつもはホステルはいっぱい人がいて、気を使ってなかなか眠れないそうです。

今回は初日だけ、知らない人と一緒でしたが、あとは私たち二人だけでした。1日目は、興奮してか、蚊の影響か本当に眠れなかったです。

男女同室です

ホステルでは、夕食を用意してくれるところもあって、このホステルでもそうでしたが、私たちはホステルの近くでピザを食べました。

楕円のピザ。この後、レイモンドが残したピザも食べました、さすがに多かった…食べすぎで眠れなかったのかな?

大雨の2日目

天気予報では、2日目は雨でしたが幸いにも朝は晴れ。
同じ部屋にいたもう一人は、雨を心配してか、夜の3時に出発していました…。
ホステルのオーナーにVia Francigenaへ合流する道を案内してもらって、本格的なハイキングスタートです。
サン・ミニアートから最初の目的地ガンバッシ・テルメまでの約24㎞。

幸運にも晴れている!朝日が雲からでて、景色が急に輝き始めてきれいだった

まあ、大変だった!
私たちの歩いたトスカーナ州は、「イタリアの田舎」みたいな感じで、丘がたくさんあって、オリーブやワインで有名です。
写真では穏やかな勾配ですが、丘というより、私にとっては山でした笑

ひたすら歩くのみ
 手前の緑は、ワインのブドウ畑

ただただ歩きます。
レイモンドとは話したり、無言で歩くことに集中したり。パーソナルスペースがあることが有難かったです。
きっと自分の中で、人生で思うことやプレッシャーがあったんだと思うんですが、レイモンドに内面の話を聞いてもらったりしました。
彼は実は心理学を勉強した人なんです。
私は自己開示すること(内面の話をすること)にそこまで抵抗はないタイプですが、普段とは違う環境で、人に話を聞いてもらうっていいなあと思いました。

ずっとずっと歩いて、ようやく水を補給できる場所へ着いた時、始まりました。
大雨、大嵐!
私たちは、使われていない教会の近くにいたのですが、風が強くて木が倒れてきました😱
(ちなみにこの日は、トスカーナでは2人の死者も出るくらいの大嵐だったみたいです。ご冥福をお祈りします)

Via francigena  の顔はめパネルと真っ黒な空。この後すぐにどしゃ降り。

少し歩いて、どなたかのガレージに避難。
そこで会った二人組の若者とは、シエナまでまた何度も会いました。

イタリアの夏の雨って、夕立のようにざっと降ってお終いということが多いです。無事に雨がやんで、出発した私たち。

  手前がレイモンド、奥の二人組と雨宿りしました

ザ・トスカーナという感じの、丘が連なっている道を歩きます。

晴れ間も見えたりして、意味のわからないお天気。ワインのぶどうの木がきれいに並んでいます。

2日目でよかったことは、なんと雌鹿を見ました!
すっごく感動しました。
どこからか逃げてたのか、丘の上、私たちのすぐ後ろを横切っていきました。
残念ながら、写真は撮れませんでしたが、本当にかっこよかった!

2日目の目的地のホステルは、坂の上にあって、同じルートを歩いていた若者のグループとひいひい言いながら到着。

ここは、すごく素敵なホステルでした。夜ご飯までは、洗濯ものをしたり、部屋で休んだり、ビール飲んだり思い思いに過ごします。

タイルで作られたVia Francigena のシンボル。かわいい。
靴の植木鉢🤭多分、歩きすぎて使えなくなってしまった靴だと思われます。下から3つめの、底がぱっくり割れてる。

夜は、ホステルで、みんなでご飯。ここで色々な人と話して知り合いになりました。
Via Francigenaを歩く人たちは、1日にだいたいみんな同じ距離を歩いて、ホステルも同じだったりするので、だんだんと顔見知りになっていきます。雨宿りを一緒にした二人組もここに泊まっていました。

シンプルなペンネのトマトパスタ、めっちゃ美味しかった!


長くなったので、後半に続きます👇️😊


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