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お疲れさまです。
本日は2003年8月1日(火)です。

さて、リクエストが多かったので、炭水化物の中の「糖質」について深掘りしたいと思います。

生体において、糖質は主に肝臓と骨格筋、そして血中に存在します。
食事から摂取した糖質は肝臓と骨格筋においてグリコーゲンという形で、それぞれ約100g(400kcal)、約400g(1,600kcal)程度貯蔵されていると言われています 。
さらに、グリコーゲンの基本単位であるグルコース (ブドウ糖) から血中グルコース (血糖) として、血液中に溶け込んでいます。

糖質は脂質と共に運動時の重要なエネルギー源となります。
体脂肪として脂質がおよそ65,000kcal~100,000kcal、平均約80,000kcal分貯蔵されていることを考えると、グリコーゲンとして貯蔵されている糖質(グリコーゲン)は非常に少ないと言えます。
グリコーゲンの貯蔵量には限界があるため、糖質を過剰摂取した場合は、余分なグルコースは脂肪となり、肝臓や脂肪細胞、脂肪組織に蓄えられ、体脂肪の蓄積につながります。

逆に糖質が不足すると、脂質より先にたんぱく質がエネルギー源として消費され、たんぱく質本来の働きを妨げることになります。
また、糖質は脂質の代謝にも関わっているため、脂質の代謝がスムーズに行われなくなります。

今日はここまで。
ありがとうございました~❤

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