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薬の捉え方が変わった瞬間が、私の目標を作った

こんにちは、しきです。

先日、スタエフで私の勉強の目的や、望む世界についてお話しました。

私の望む世界は、『病気のない世界』です。
人々が病気に罹患せず、健康に過ごすためには
①精神の安定
②不調を未病の時点で気付き、セルフケアを行う
③規則正しい生活と食事
が、大事
だと考えています。

また、病気のない世界を作り上げることで、
①医療費の削減
②人々の幸せ
③健康寿命の延伸

につなげることができます。

だからこそ、広めていきたい。
勉強していきたい。

さて、今回は私がなぜ『病気のない世界』を望むようになったのかについて。
それは、薬剤師として働く中で、薬の捉え方が変わった瞬間があったからです。
このあたりを深掘りしていきます。

話は5年前に遡ります。

5年前、私は病棟薬剤業務に明け暮れる病院薬剤師でした。
初めて病棟を任され、入院してこられる患者さんの持参薬、退院時にお渡しするお薬の管理、入院中の患者さんのお薬のチェックに日々疲弊する毎日。

特に難儀だったのが、入院時の持参薬鑑別でした。

基本的に、今飲んでいるお薬を患者さんは持ってきてくれるのですが、それは定期入院での話。緊急で入院になった場合はそうもいきません。

緊急入院になったものだから、
・本人しか薬の場所が分からない
・本人でさえもよく分からない薬の存在
などなど…
もってきていただけたと思ったら、出るわ出るわ、よくわからない薬たち!
薬局薬剤師さんや他院の病院薬剤師さんのおかげで、お薬手帳は充実しているのですが、持っている薬が手帳と連動していないこともしばしばありました。

医師が日にちを計算して処方した薬でさえ、鑑別してみれば何故か余ってることも。
薬局薬剤師の方も日付合わせをしてくれてるのに、それすら守られていないという始末。
こういう例も何度となく遭遇しています。

そんな中、私の概念を覆したのは、先輩薬剤師たちのこの言葉。

『これホントにいる薬?』

衝撃でした。

病院で診断を受けて処方されているものなのだから、薬というものは確実にその患者様に必要なものなのだと私は思っていました。
ですがこういう状況を見て、やはりいらない薬というものは存在するんだなと思うようになりました。

この事実に気づいてからは、処方箋を見るたびに
『これホントにいる薬?』と自問自答しながら調剤しています。
また、必要な薬だけ選抜できればいいのに、とも考えながら。

いらない薬とは

医薬品に関しては、飲む飲まないの可否は基本的には医師や薬剤師の判断を仰ぐよう推奨されています。
そう、自己判断でやめてしまうのも、また厄介なんです。
また、漫然と服用している薬や、昔もらった薬をあとから服用することで入院騒ぎになることもあります。

実際、私の務める病院でも服用の可否を判断して、医療従事者の協議の元、服用薬を減らす取り組みも行っています。
そう、もらった薬は場合によっては服用が勧められないこともあるのです。

薬を減らすことで得られるメリット

個人的には、生活習慣を是正すれば、大体の薬は減らせると考えています。
食生活も含めて。

薬が減れば医療費だって減って経済的だし
浮いた部分は自分の心を満たすために使えばいいわけで。
自分の心を満たしておけば、心の風邪を引くこともありませんし、体だって健康に保ちやすくなる。

薬が減ることで、薬剤師の仕事も減らせるから、もっと別のことに取り組むことができる!

また、未病の時点で気づけておけば、漢方やアロマ、その他セルフケアでだいたいのことは解決できるのではないかと思っています。

自分でも実践していって、アウトプットしていこうと思います。
まずは軽やかに生きることを心がけます。
気の赴くままに。

今、ちょうど学ぶのに向いた星回りだそう。
なので、いろんなことを学んでいこうと思います。

今日の話は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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