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急速に変化する時代に対応する力とは

今回の記事を特に読んで欲しい人とは

今を生きる、そして今を生きることを非常に難しく感じている人、なんとかしてこの今をうまく生きていきたいと感じている人に読んで欲しい記事です。

今回の記事では1冊の本に書かれてあること参考にして書いています。

この本はこれからの時代がどうなるとかいうことは教えてくれませんが、この予測不可能な時代に対してどう向き合っていけば良いのかについて教えてくれる本です。

2020年を振り返り、思うこと

2020年は新型コロナ感染拡大の影響により誰もが予想しない世の中の動きとなりました。

この「予想もしない」というのがポイントです。誰がこんなことを予想できたのでしょうか、いや誰も予想できたはずはないでしょう。

まさかこんな風にして2020年の12月を迎えることになるなんて。

政治、経済、環境、医療など様々な専門家がこれまでの歴史を振り返り、今後のことを計算し未来を先読みしようとします。例をあげていうなら大統領選などの際の経済の値動きや、出生率や高齢化などからの国内の人口減少の推移などがそれに当たるでしょうか。

しかしながら今回の新型コロナウィルスの感染拡大について予想できた人はいなかったでしょう。

そうつまり、完全に世の中の動きを読むことはできないのです。ほとんどの未来は不確定要素に基づいているのですから。

そんなフラフラした状態の中で私たちは今日も生きているわけです。

「いやだ!ある程度、未来を先読みしながら不足の事態に準備をしておきたい」

「損はしたくない」

という方もおられるでしょう。

そんな時は「ドラえもーーーん!」「どうしたんだい?のび太くん」

でしょうか。いやいや無理無理。ドラえもんなどはいません。

では、こんなフラフラした状態の時代を生きる私たちはどうすれば良いのでしょうか?

私もこんな不安定の中で生きたくはありません。今回の新型コロナウィルスの感染拡大による影響が本当に強くそれを感じました。

この本の中には、これからの時代を生き抜く人たちに必要な大切なことが書かれていましたので少しだけ紹介をしたいと思います。

地図を捨ててコンパスを持つ

このような不安定な世の中を生きていく人はどうすれば良いのか?

結論から言うと「強者ではなく、変化に対応できた者だけが生き残る」というダーウィンの進化論から考えれば良いのです。

1つのことにこだわり続けるとそれは時代の変化に合わなくなり、人々から必要とされなくなります。そしてビジネスは破綻する。これに気づくことができるかどうかが大切です。

未来は予測できるという前提を捨てて、、変化が起きた瞬間に即座に対応し、修正を重ね、変化していけばいいというスタンスを大切にしろと言うことです。

これはとても大切ですよね。

このあたりで面白い本があるので、紹介。それはこの訳あって絶滅しましたシリーズです。

この本はタイトル通り訳あって絶滅した動物たちなのですが、ある能力に長けた動物たちが環境や周りの生態系の変化についていけず絶滅したのだという話がおもしろおかしく書かれてあります。

この本から学ぶべきことも多くあります。企業だけでなく人も1つの能力をめいいっぱい伸ばすことも大切ですが、その能力の使い道を誤ると自分の足元をすくわれます。企業、個人も絶滅。

新型コロナウィルスの感染拡大によって大きな影響が出た訳ですが、この時皆さんはどうしたでしょうか?

収束するのをただ待つだけの人でしたでしょうか?それとも時代に合わせた働き方を模索したでしょうか?あなたの企業はオンライン、リモートにどれだけ力を入れましたか?

新型コロナウィルスの感染が収束した後の世界には(早くそうなって欲しい)「これまで通り」は存在しません。

いわゆる「ニューノーマル」が作られているため、「オールドノーマル」のままのやり方では時代についていけず、絶滅危惧種になるかもしれません。

あなたも「分け合って絶滅しました」の中に書かれちゃうかも?(笑)

だから「強者ではなく、変化に対応できた者だけが生き残る」というダーウィンの進化論から考えれば良いのです。

1つのことにこだわり続けるとそれは時代の変化に合わなくなり、人々から必要とされなくなります。そしてビジネスは破綻する。これに気づくことができるかどうかが大切です。

未来は予測できるという前提を捨てて、、変化が起きた瞬間に即座に対応し、修正を重ね、変化していけばいいというスタンスを大切にしろということです。

世界の政治、経済、医療、その他様々な情勢の地図は日々書き換えられます。インターネットの発達、SNSの発達によってこれまでとは段違いのスピードで世界は大きく変化します。

事業を1つ考えて計画していたとしても「明日には他の企業が実現している」なんてこともあるでしょう。計画通りにはいきません。

だから今すぐ地図を捨てコンパスを持つのです。日々変わる地図、それも荒波の中を進むためには、各自がコンパスを持ち柔軟に進む方向を変えつつ進んでいけば良いのです。

この本はこれからの時代がどうなるとかいうことは教えてくれませんが、この予測不可能な時代に対してどう向き合っていけば良いのかについて教えてくれる本です。

今を生きる、そして今を生きることを非常に難しく感じている人、なんとかしてこの今をうまく生きていきたいと感じている人に読んで欲しい1冊です。




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