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減らせないかなぁ。身近なディスコミュニケーション

一番多く行っているコミュニケーションの核は会話だと思います。

会話って簡単なようで難しくないですか?

意志疎通がうまくいかない会話が、身近でも頻回に起きていると思います。

思っている気持ちが伝わらなかったり、意味合いが違ったり、なんとなく会話がズレてるような感覚ですよね。

むしろ会話するたびにこの小さなズレは生じていると思います。

人と関わることの多い看護師の仕事をしていると、毎日どこででも、このズレた会話を耳にします。


点滴中の患者さんに対して「なんで勝手に動いたの。ちゃんと言ってください。」「自分で止めないでください。点滴が終わったら呼んでください。」といった言葉を耳にします。


『人に頼むこと。甘えること。お願いすること。』

これを「普通のこと」「簡単なこと」と誰でも出来る基本的なこととして認識している人が多いのだと感じます。

そんなに簡単なことなんでしょうか?

相手が上司だったら、初めての人だったら、苦手な人だったら、口下手だったら、怖そうだったら、

相手によってはハードルの高いミッションのように感じると思います。

これは受け止め方の問題になるのでしょうか?

人との関わりが悩みのタネとなっている方も少なくないと思うのですが。



患者の大半は「忙しそうだったから」「呼ぶと悪いと思ったから」「自分でも出来ると思ったから」といった行動の理由を話します。

言いにくいから自分で行動したのだと思います。ですが相手を思いやる気持ち、感情を察する敏感さ、自分でやる責任感があるから行動したとも考えられますよね。

小さな気持ちのズレでも、繰り返していけば大きく深い溝になってしまいます。

相手を思う気持ちが無駄になってしまうというのは、なんだやりきれないものがあります。

こんなディスコミュニケーションは減ってもらいたいものです。

お互いの伝える言葉が不足していることも理由の一つだと思うんですよ。

呼んでほしい理由を、患者は動きたい理由を、お互いが伝え合えれば少しは変わるのかもしれませんよね。

コミュニケーションにも「返報性の原理」はありますからね。

他の人から何かを受けたら、お返しの気持ちが生まれてきますからね。

思っていることを伝える言葉と小さなやりとりの繰り返しが、ズレた部分を修復する働きがあるのではと思います。

このズレと修復を繰り返すことで強いキズナが生まれるのだと思います。

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