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発達障害を学びたい人におススメ!『発達障害 最初の一歩』を読んで


こんな方におススメ

■発達障害のお子さまがいる
■子育てがうまくいかずに困っている
■コミュニケーションスキルを上げたい
■発達障害を知らない
■仕事で発達障害の方と関わる機会がある


小児外科開業医の著者は、保護者からの発達障害の相談を受けることが急に増え始めたことをキッカケに、不安を抱えている保護者への「最初の一歩」を支えてあげたいと思ったそうです。

ですが外来診療では関わりに限界を感じていました。

その「言い足りないこと 」「伝え足りないこと 」を文章にまとめてみようと思い執筆をはじめたそうです。

この本では、

①発達障害の医学的な概論
②実際に診察した子どもたちのケース
③SST、TEACCHのプログラムやスキル など

発達障害を学ぶうえで最初に知っておくと良い内容が広範囲に書かれています

発達障害は病気というよりも、持って生まれた「特有の性質」(特性)と捉えています。特性自体を薬で治すことはできません。

そこを加味しているので「コミュニケーション」や「療育」に重点がおかれて書かれていると思いました。

ちなみに「療育」とは。

「療育」は一人ひとりの特性に合わせた教育的方法を用いた支援です。
療育を受けることで、生活の支障を少なくすることができます。

特性は薬では治せませんが、教育的な関わりが有効的な解決策となりえます。

そしてその関わりが保護者自身の成長に繋がる、双方が成長していくことを目指している考え方です。


実際に診察した子どもたちのケースでは、早めの診断を心掛けながらも我が子が「発達障害なのかも」と思って不安を抱いている保護者の気持ちを優先しています。

そして今の状態だけで判断することなく、今後変化していくだろうという期待でもある「伸びしろ」を大切にしていると思いました。


また

【 ABA 】応用行動分析
【 TEACCH 】自閉症やそれに関連するコミュニケーションのハンディがある子どもたちへの治療と教育

などプログラムやスキルの紹介から、発達障害の人と上手に共存するノーマライゼーションの考え方が強いと感じました。

足の不自由な方に車椅子があるように、発達障害も同じようにサポートによって生活ができる環境作りを大切にしていきたい、そんな著者の思いを感じました。

内容には専門用語が使われているますが、優しい言葉が使われて理解しやすいです。

発達障害を初めて学ぶ方にもおススメで出来る本です(図解は少ないので理解が難しいという方もいるかも)



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