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劣等感から逃れることはできない

自分が他の人よりも劣っていると感じること、それが『劣等感』ですよね。

わたしたちは生きていく中で、何度この劣等感を味わってきたことでしょうか。

学校でも、運動でも、職場でも、自分の能力と他の人の能力を比べてしまいがちです。

比べないようにしたとしても、テストや実績によって能力を数値化されてしまうで優劣が明確に見えるようになっています。

集団の中に属していれば、気にしないことができないといえるでしょう。


劣等感はダメなもの?

たしかに劣等感は不快です。

この劣等感は誰でも感じることで、悪いものではありません。

悪くないと言ってしまうと、「こんな嫌な気持ちになるのに」「ただ落ち込むだけでしょ」と反対意見が聞かれそうですね。

劣等感からくる不快のあとにどのような行動をとるかで、この劣等感の価値が変わるという意味で悪いものではないということです。

劣等感に対して
➡ 克服したい気持ち or 逃げたい気持ち

どちらの気持ちが湧くかによって価値が変わります


克服したい気持ちを詳しく説明します。

劣等感からくる不快な気持ちを他で補おうとする気持ちの動きを『補償』といいます。(ストレスから自分を守る防衛機制の1つ)

この『補償』は他の人よりも優れていたいという『優越欲求』によって起こります。


流れとしてはこんな感じです。

劣等感 ➡ 不快な気持ちになる ➡ もっと優秀になりたい気持ちが強くなる(優越欲求) ➡ 努力する(劣等感を攻略しようとする補償行為)


例えば

・仕事の成績が上がらないので、勉強会に参加する
・勉強が苦手なのでスポーツで結果を出す
・ぽっちゃりした体形が気になりダイエットを始める

これらが『補償』による行動です。


劣等感を感じたらどうすればいいのか

劣等感をどのように捉えるかで、その後の結果も変わってきます。

不快な気持ちから逃れたい気持ちは誰にでもあります。

劣等感の要因になるものから逃げたほうが簡単で楽な選択だからです。

ですが、逃げているだけでは優越欲求は満たされることはないので、結果的には劣等感を抱き続けることになります。

つまり長期的に考えると劣等感に対しては克服しようとする行動が建設的な対応になるということです。

捉え方によって、劣等感をメリットに変えることができます。

すぐに捉え方を変えることはできません。なので自分の中にある「優越欲求」を確認してみてください。他の人より優れたい気持ちは誰の中にも存在しています。

逃げたい気持ちに隠れている本心に気づくことからはじめることをおススメします。


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