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あなたは閉じ込められている!「ずるい言葉」を読んで②



言われるとなんだかスッキリしない言葉、モヤモヤした気持ちになる言葉、何て返したらいいのか分からない言葉を「ずるい言葉」として紹介しています。

この「ずるい言葉」には裏腹な意味が込められていて、上手く「言葉」によって隠蔽してあるのです。

この本ではそんな「ずるい言葉」にどんな意味が込められているのか、言葉の本当の意味を教えてくれています。

誰にでも言われた経験はもちろん、言ってしまった経験もある言葉が多数紹介されています。

そんな無意識でも使われている「ずるい言葉」について、自分なりの解釈も組み込んで紹介していきたいと思います。


前回の記事です。 「ずるい言葉」①




今回も「上から目線が隠れた言葉」について紹介しようと思います。


『ノリが悪い』

その場が盛り下がらないように楽しもうとための言葉のように感じます。
ですが「ノリが悪い」と言われるときは、周りと違うことを行ったときですよね?

この「ノリが悪い」という言葉には、会話から抜ける人を許したくない気持ちが隠されています。

その場にいるみんなが同じでなくてはいけない規律を『ノリ』という言葉に込めています。これを言った側が、自分と同じでないと不安になるから相手にも強要しているのです。

こんなときは、会話に参加していても聞き役に徹することが出来ると安全を確保できるそうです。


『言われた本人が傷ついていないんだからいいんじゃない?』

この言葉は「相手が嫌がっている」ことに気づいた人が疑問を投げ掛けたときに返す言葉です。

本人が傷ついていないことを「嫌と言っていない」ことだけで判断しています。
この場合、本当は嫌だけど言えない可能性もありますよね。相手の気持ちへの配慮がない、主観的な判断だと思います。

この言葉には、相手を傷つけたことに気づいているのに、それをなかったことにしようとする気持ちが隠されています。


『いい意味で』

「いい意味で」の言葉は、そのあとに続く言葉が否定的であることの表れです。

例えば
・いい意味でバカっぽいよね
・いい意味で抜けてるよね
など

説明しなくてもいい意味の言葉であれば、あえて「いい意味」を付け加える必要がありません。説明しないと悪口と思われるからです。

これは誉め言葉のような言い方ですが意外性な部分を嫌がっている、否定したい気持ちが隠されています。


『そんな言い方では聞いてもらえない』

言う側と聞く側が、お願いする側とされる側の弱者と強者の関係になっています。お願いではなく、意見を伝えることがが正しい捉え方です。

それが= 弱者で下手に出なければいけない 、そして言い方を改めなければいけない。ことになっています。つまり考え方自体が間違っていることになります。

この言葉には、すでに上下の関係(強者と弱者の関係)として見ている気持ちが隠されています。

ほんとうは言い方の問題ではありません。意見を出すのは自由なことであり、同等の立ち位置で話すことをススメています。



いかがでしたでしょうか。どの言葉も日常の中で使われていて、耳にすることがあったのではないでしょうか。

使っている側はここまで意識はしていなくても、自分の立場を良くするために使っていますよね。その分言われた側が反発、否定すると立場が悪くなるトラップのような言葉だと思います。

その言葉の力を確信犯的に使用している人もいるのかもしれません。

ここで紹介した言葉以外で、言われてなんだか嫌なモヤモヤを感じたら、言葉のトラップが発動しているサインかもしれません。自分の感性に基づいて相手から距離を離すことが最初の対処になると思いました。


他にも様々な「ずるい言葉」がありますので、また次の機会に紹介したいと思います。




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