【エッセイ】 缶のブラックコーヒー
実家は農家をしていた。父、祖父母あと手伝いに来てた外国人数名の地元じゃ大きめの農家だ。小さい頃から私は仕事の手伝いをしていた。日給の日もあれば、歩合制の時もあった。私は全然体力が無かったので畑での収穫の手伝いでは、お昼休憩までは手伝い、その後は畑の隅で遊んでいたり、当時仲が良かった(と私は思っている)仕事を手伝っていた外国人実習生なのか不法滞在なのか今では分からないパキスタン人が大好きで、構われに周りをうろちょろしていた。
いま思うと、大迷惑だったなと反省しているが、彼は凄