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[映画レビュー3/5点]デッド・バンディ 弁護士よりも賢い被告人。 IQ160の実在した凶悪殺人犯。

ジャンル
・実在した凶悪殺人犯の話
・殺害シーンよりは法廷での戦いがメイン
・カリスマで知的な犯罪者
・有罪が無罪か
・異例づくしの裁判

1970年代に死刑になった実在の凶悪殺人犯の映画です。


テッド・バンディには多くの伝説が残っています。

テッド・バンディのエピソード
・30人以上の女性を惨殺したとされる 当時の言葉では形容不可能の残虐性
・IQは160 天才的な頭脳で犯罪を重ね、脱獄を繰り返す
・容姿端麗 裁判では女性ファンが大挙して押しかけ、声援が飛んだ
・裁判中に証人との結婚を宣言 法的に認められ、婚姻を結ぶ
・裁判長をして「法廷で活躍する君を見たかった」と言わしめる
・3度の死刑宣告 執行後、刑務所の外では花火が打ち上げられた
(映画.comより)


テッドのIQの高さはさまざまな場面で見られます。

自分の担当弁護士を解任して、なんとそこからは自分で弁護し始めます。


ほかにも、、、、

なんと証人喚問の最後にプロポーズをします。

法廷での発言は法的な効力があることを裏目に利用したんです。
裁判長は認めざるを得ず、証人として立っていた女性と結ばれます。

大胆な手法、かつカリスマ的な魅力とパフォーマンスは見事なもんです

テッドは殺害に対して一貫して否認し続けます。

ここまでずっと否認し続けられらと、本当にやってないんじゃないかと思わせられる。。( ̄□ ̄;)
しかし、結果は有罪判決でした。
死刑執行前には結局、30名の殺害を自白し、死刑によって亡くなります。

最後エンドロールの前に被害者30名の名前が出ます。追悼の意味もこめられているのでしょう。
さらに当時の映像が流れます。

初めて裁判の中継がされ、それを見てテッドに魅了される女性が絶えなかったようです。
それもそのはず、あんなに堂々と弁護できる男は確かにカッコいい💧コントロールされていくメディアの力を改めて感じる。。

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