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ビジネス系じゃない心のストレッチ「自分への注文書」

ビジネスにも多くの考え方がある。その一つに、以下の3つの要素の関係性が存在すると考える。

出資者・管理者・実行者

実は、「自分」という存在はこの3つの関係が1つになっている。「自分」が出資し、「自分」が管理し、「自分」が実行する

この世には色んな職業がある。どんなことがしたいのか、どうなりたいのかをオーナーとしての「自分」がそれを大まかに選択するだろう。

ある日、管理者の自分からオーナーの自分宛てに連絡が来た。「こんな仕事があるみたいですけど、いかがですか?新規事業のお誘いです。一度、経営を経験したいとの事でしたので悪くない話だと思いますが」

オーナーは考える。「どれ位の資産的、社会的、経験的価値があるんだろう。騙されてないか?自分の人生への影響は?。どうしよっかなー。それが失敗したらどんな価値が残るんだろうか。」

オーナーと管理者は打合せを始めました。

「試算をしていくと、このビジネスにはこれだけの価値が見込めます。失敗した場合には、これだけの物が成果物として残ります。ポジションについては交渉すべきです。ネガティブポイントはこの様になっていますがご納得いただけるでしょうか。」

こんな感じで、自分同士で利害関係の打合せが続きます。失敗した時の言い訳が納得できるレベルになるまで打合せは続いていくのです。

「ちょっとやってみようか。それでは決定で。こちらが私から私への注文書になります。」

オーナーの自分から注文書が届きました。

管理者はその内容を把握し、計画を練る為に実行者の自分と打合せを始めました。

「以前から勉強しているこの範囲の知識と経験があるので、大きくカバーできると思います。これからはこの部分についての習得が必要になりますがどうでしょうか」

「それを習得するには、これくらいの労力が必要だなー。美味しいごはんとかリフレッシュ、休息はこの位欲しいですね。あとどうぶつの森が欲しい」

「それはちょっと遊びすぎですね。最初の3か月はスタートダッシュにとても重要ですし、ドーパミンも沢山支給されます。いつもなんだかんだ最初の3か月でトップスピード出てるじゃないですか。その部分は信頼してますよ。落ち着くまで波に乗って貰って、中古のゲームの値段が安くなってから欲しいゲーム買えばいんじゃないですかね」

「それもそうですね、そうしましょう。別に周りの人間に合わせてやらなくてもいいや。それじゃあそんな感じでがんばります」

・・・・・・。

こんな感じで、自分という組織は毎日を過ごしているようにも考えられます。

オーナーは理想の自分

管理者は社会的、道徳的、ロジカリティな自分

実行者は、性格、感情的な自分

そんな気がします。

この組織の報・連・相がちゃんとできていないと、傲慢になり自分を過信し人の話も一切受け付けられない頭の固い人になってしまいます。

社会でも、自分の中でも、報告、連絡、相談は必要なんだなと思います。

その邪魔になっている沢山のバイアスやエゴは捨ててしまいましょう。

そしてさらに先へ

plus ultra

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