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一番尊敬すべき人は自分の母親かもしれない

昨日の投稿で「世の中のワンオペのお母さんたちは尊敬する」と書いた私。そこで一つ気づいたことがある。うちの母親もずっとワンオペだった。今さら気づいたの?という感じだが、あえてその事実に向き合おうとしていなかったのかもしれない。

両親は自分が中学生の頃に離婚し、以降は私と兄をずっと女手一つで育ててきた。当時の私にとって父親は「その場に一緒にいると緊張する存在」だったこともあり、いなくなった反動&思春期で母親に強く当たることもしばしばあった。

時を同じくして、母親は昼間のパートを辞めて夜勤の仕事に移った。(当たり前だけど、)夜勤明けで日中はいつも寝ていて、それも怠けてるように見えてなんか嫌だった。それ以外にも、お惣菜の日が多かったり、朝の登校時間になっても帰ってこず一人で家を出発したり。出来てない部分にばかり目がいっていた。

そんな状態だから、親がワンオペで大変だったことなんて当時分かろうともしなかった。今思えばなんて親不孝者なのだろう…。私の目には見えていないところでものすごく苦労していただろうし、金銭面・精神面・肉体面ほんとうに大変だったと思う。体調崩してた時とかどうしてたのかな。自分が実際にワンオペという立場になり、そんなことを色々と考えてしまった。

いつだったか、いい大人の年齢になったにもかかわらず私は母親と口喧嘩になり、心無い言葉を言ってしまったことがある。その時母親は「今まで苦労してたことなんて全然わかってないんだね」とボソッと言っていた。私はその具体的な内容まで聞くことはしなかったけど、その言葉には何年も苦労して子二人育ててきた思いが詰まっていたのだと、今になって思う。

あぁ、私の一番尊敬すべき人はこんなに身近にいたのだ。文章にして改めて自覚した。ここ最近は余裕がなくて電話もできてなかったけど、明日はテレビ電話でもして孫の顔を見せようと思う。

とはいえ相変わらず体調は絶不調で、イブクイック頭痛薬で無理やり!?頭痛を抑え込んでいる。今週末までなんとか頑張ろう。

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