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傘はどこかに置いてきた【エッセイマガジン】

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事実に基づいたフィクションみたいなノンフィクションを書きたいエッセイnote集です。 無料公開してないのは、ちょっとだけ恥ずかしいからです。 「コンテンツ」というよりは「僕という…
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#小説

馴染んだ街、大人になりたいと思った日

馴染んだ街、大人になりたいと思った日

エッセイマガジン『傘はどこかに置いてきた』
事実に基づいたフィクションみたいなノンフィクションを書きたいと思って、「自分語りエッセイ」をはじめました。
詳しくはこちら→「エッセイnote、はじめました」

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12月30日の朝は部屋に誰かしらいるのが、ここ2、3年の恒例になっている。

僕らは大学のサッカー部で4年間ともに過ごし、卒業の時に12月29日を同期飲みの日に制定した。同期は43人で

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30歳の君にも、会いたいと思った

30歳の君にも、会いたいと思った

エッセイマガジン『傘はどこかに置いてきた』
事実に基づいたフィクションみたいなノンフィクションを書きたいと思って、「自分語りエッセイ」をはじめました。
詳しくはこちら→「エッセイnote、はじめました」



最初はカウンターを挟んで。
今ではそのカウンターで隣に座って話をしている。

アパートの前まで送って交わしていた「またね。」は、気づいたら駅の改札で交わすようになった。
「また来る時は連絡

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バックアップ

バックアップ

エッセイマガジン『傘はどこかに置いてきた』
事実に基づいたフィクションみたいなノンフィクションを書きたいと思って、「自分語りエッセイ」をはじめました。
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今回はほぼ無料です。
最後の有料エリアには、終わりの1文と、大事な写真を1枚おいてあります。

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いろんなものがシルバーのiPhone SEに詰まっていた。

写真も動画も、誰かとLIN

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エッセイnote、はじめます。

エッセイnote、はじめます。

”エモい文章が好きなんです。”

いきなりなんのこっちゃと思われそうですが、ただの心の声です。

・・・

改めまして、こんにちは。
はやぶさです。

冒頭の心の声を先日、不覚にも大学のサッカー部の監督と話してるときに漏らしたところ、

「エモいってなんだ」と言われて

「確かになんだろう」と思った話はまた今度しようと思ってるんですけど、

僕にとっては「エモい文章」ってエッセイか、「エッセイっぽ

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