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エレベーターに「閉じる」ボタンが無いことが指し示すこと…

みなさん、こんにちは!
HATME株式会社の代表中園です。

今回は、先日私がフランス・イタリアに行った時のことをお話します🙋

「開く」ボタンはあるのに「閉じる」ボタンが無い

宿泊したエレベーターに「閉じる」ボタンがありませんでした。
” 日本ではエレベーターに乗ったらすぐに「閉じる」ボタンを連打するシーンもよく見かけるのに、なぜ無いんだろう?? ”と疑問に思っている間に、自動的にエレベーターが閉まっていました。
その後もエレベーターに乗るのですが、やっぱり「閉じる」ボタンが無いんです。
でも他の乗客も平然とエレベーターに乗っていて、何ならエレベーター内で談笑している始末。。。
数日経つと違和感が無くなり、エレベーターの中で穏やかな時間が心地よくなってきました。

人によってエレベーターを乗る速度もばらばらです。お子様を抱いていたり、お年寄りだったりすると時間が掛かりますし、カップルがエレベーター前で恋人同士最後の挨拶をしたり、本当にエレベーター1つとってもいろいろなシーンがありました。
 
徐々に ” なんで日本にはエレベーターに「閉じる」ボタンがあったんだっけ?” と思い始めました。

エレベーターに「閉じる」ボタンが無いことが指し示すこと…

いつもの私なら、エレベーターに乗ったら自然と「閉じる」ボタンを押してしまうのに、フランス、イタリアでエレベーターの「閉じる」ボタンが無いことで、逆に気持ちの余裕が生まれてきました。
その結果、エレベーターが自動的に閉まるのを待つことでいろいろな景色が見ることが出来ました。
それによって、自分で発見めいたことを気づくことが出来ました。
 
💡「自分のペースを押し付けるのではなく、人それぞれのペースを尊重することで見えてくるものがある」
 
これは普段の仕事にも言えることだと思います。
 
HATMEでは仕事の量を少しずつ増やしています。でも本当に少しずつ徐々に…です。
経営者としてみたら、一気に売上を増やしたいところですが、そうすると社員の負担も一気に上がって辛くなってきます。
また、まだ経験値が少ないメンバーもいますので、まだ経験していない問題や課題にぶちあたることがあります。
 
それに対して心に余裕を持ちつつ、1つ1つ丁寧にクリアしていくことで、会社に経験値を溜めることが出来ます。
来年4月に当社にも新卒社員が3名入社してきます。

その新卒社員に向けて、これまでの経験をまとめた上で、研修カリキュラムを作ろうとしています。
これも仕事の量を少しずつ増やしていることで、他の課題にも目を配ることが出来るのだと思います。
 
とりあえずエレベーターの「閉じる」ボタンは、日本でも押さないように気を付けてみます。

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