カートシステムを選ぶ基準
みなさん、こんにちは!HATME株式会社ソリューション部の榎倉です。
今回は、カートシステムを選ぶ基準についてご案内します。
このカートシステムは、検索するとかなりの数が出てきます。
今回はその中から下記8つを厳選し、それぞれの分類、料金、特徴的な機能についてご説明します。
1.カートシステムの分類
8つのシステムを、3つの分類に分けました。
まず「インスタントカート型」には、STORESとBASEの2つのシステムが含まれます。インスタントカート型は、無料でネットショップを開くことができるシステムです。また、非常に簡単なので誰でも手軽にECサイトを作ることができます。
2つ目の分類「ASP型」は、ネットショップの店舗機能を提供するサービスです。前述したSTORESとBASEもこれに含まれますが、futureshop、Shopify、makeshop、カラーミーショップの4つは有料のASP型、STORESとBASEは無料のASP型になります。自社でサーバーを用意する必要がなく、メンテナンスにかかる費用を最低限に抑えることができます。
最後に3つ目の分類「高コスト・高クオリティ型」には、ecforce、EC-CUBEの2つのシステムが含まれます。テンプレートやオプションが多数あり、クオリティの高いECサイトを作ることができます。
2.料金比較
次に、それぞれの料金についてご説明します。
STORESとBASEは、初期費用・月額費用0円で始められるプランがあります。はじめてECカートシステムを使ってECサイトを開く方や、試しにやってみたいという方にはおすすめです。
Shopifyとカラーミーショップには、3つのプランがあります。Shopifyに関しては、どのプランでも初期費用が0円です。月額費用は、Shopifyは約4,000~約55,000円、カラーミーショップは約5,000~約40,000円と幅があります。最初は1番安いプランで契約して、機能が不足してきたらプランを変更していくのも良いですね。
EC-CUBEは、ダントツで料金が高額です。Standardプランとカスタマイズの2つのプランがあり、カスタマイズプランは初期費用100~1,000万円、月額費用は10~20万円と他のECカートシステムの料金と比べると桁が違います。
3.カートごとの特徴的な機能
最後に、いくつかのカートシステムの特徴的な機能を紹介します。
まず、futureshopにあるアパレルサイト向けの「STAFF START連携」という機能。スタッフが着用したアイテムを専門アプリで、写真撮影からサイトへアップロードするまでの作業を一貫して行うことができます。アイテムページを作成するために、HTMLの知識は不要です。
そして、makeshopにある大手有名サイトと連携できる「アイテムポスト」という機能。独自ショップからワンクリックで商品を出品し、アイテムポストを通じて提携サイトに自動で商品を出品する仕組みです。また、初期費用と月額費用がかからず、無料で利用できます。
EC-CUBEにある「プラグイン機能」は、他のカートシステムにもありますが、今回比較した8種類のカートシステムの中で、最もプラグインの種類が多く350種類にもなります。このプラグイン機能は、すでに使っているソフト(アプリ)の機能を拡張するためのプログラムのことを言います。有料と無料のものがあり、サイト内で購入しインストールするだけで使うことができます。
例えば「商品オプションプラグイン」は、販売する商品にオプションを設定できるようにするプラグインです。プルダウン、ラジオボタン、チェックボックス、テキストボックス、日付、数値入力の選択項目を商品に設定できるようになります。
最後に・・・
今回は、カートシステムを選ぶ基準についてまとめました。今は誰でも簡単にECサイトを開くことができます。
しかし、ビジネスの規模に応じた最適なECカートシステムを選ぶことが重要です。
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