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第四章 イーヨーがしっぽを無くし、プーが見つける話
Winnie-the-Pooh
by A. A. Milne (1926)
IN WHICH Eeyore Loses a Tail and Pooh Finds One
よしの訳
年を取った灰色のロバ、イーヨーは森の中のアザミが茂る奥まった場所に一人で立っていた。前足を広げて、頭をかしげながら、いろいろなことを考えていた。ときには悲しんで「なぜ?」と考え、ときには「なにゆえ?」と考え、ときに
第三章 プーとコブタが狩りに出かけ、ウーズルを捕まえそうになる話
Winnie-the-Pooh
by A. A. Milne (1926)
IN WHICH Pooh and Piglet Go Hunting and Nearly Catch a Woozle
よしの訳
コブタはブナの木の真ん中にあるとても立派な家に住んでいた。そしてそのブナの木は森の真ん中に立っており、コブタはその家の真ん中で暮らしていた。家の隣にある一切れの折れた立て札には、「シンニ
第二章 プーが訪ねて行って、狭いところに入る話
Winnie-the-Pooh
by A. A. Milne (1926)
IN WHICH Pooh Goes Visiting and Gets Into a Tight Place
よしの訳
友達にウィニー・ザ・プー、またはプーとして知られるエドワード・ベアは、ある日誇らしげに歌を口ずさみながら、森の中を歩いていた。ちょうどその日の朝、ガラスの前でずんぐり体操をしながらちょっとした鼻歌を
第一章 僕らがウィニー・ザ・プー、ハチたちと出会い、物語が始まる話
Winnie-the-Pooh
by A. A. Milne (1926)
IN WHICH We Are Introduced to Winnie-the-Pooh, and Some Bees, and the Stories Begin
よしの訳
ここにいるのはエドワード・ベア。クリストファー・ロビンに続いてぼん、ぼん、ぼんと後頭をぶつけながら階段を下りて来る。彼が知る限り、これが階段を