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【ゲーム脚本】旅の蜜蜂(第2章)

制作中のゲーム「旅の蜜蜂」の脚本を特別公開します。
ぜひ楽しんだり、参考にしたりして下さい。

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第2章「海での攻防」

ストーリー

女王への憂慮を心に抱えたまま、蜜蜂たちは逃走しました。いずれ合流するという彼女の言葉を信じ、一行は飛び続け、小さな群島に降り立ちました。

ゲーム開始

マリーと一行は群島の北東、グリアムは北西、サイラスは南東に配置。マップ中央付近に檻がある。
グリアムとサイラスは、蛇人ナーガ。縄張りを争っている。

グリアム「ここは俺様の縄張りだ!出て行け!」
サイラス「いや、ここは俺の陣地だ。お前の方こそ出て行け!」
グリアム「何だと!......いや待て。奴らは何者だ?」

ノアイユ「こんにちは。勝手にお邪魔してしまい申し訳ありません。ですが私たちはとても疲れているのです。この場所で休ませて頂けませんか?」

グリアム「うわあ、蜜蜂が喋った......」
サイラス「ここは俺の陣地だ!出て行くんだな!」
グリアム「いやだから、ここは俺の...」

少し時間を空けてグリアムの台詞。
グリアム「まあ良い。先に奴らに対処しよう。」
マリー「結局休めないじゃない。」

ゲーム目標(ターン数が尽きるまで耐える)が表示される。

檻の上に移動

檻が開き、竜人ドレークが現れる。

ドレーク「アンタらの助けでやっと自由になれた。自己紹介は後回しだ。助太刀するぜ!」
ドレークが仲間に加わる。

グリアムかサイラスを撃破

ナレーター「50枚の金貨を回収しました!」

ゲーム勝利

ノアイユ「この難局を乗り越えることができたようです。」

ドレーク「助けてくれて感謝する。アンタらの助けがなければ、この身を自由にすることはできなかった。俺は...... 長い間この場所のナーガに捕らえられていた。例え自分の家が分かっていても、もう辿り着けないだろう。だから...... もし良ければ、俺はアンタらの旅を手助けしたい。」

マリー「もちろん大歓迎よ!私は蜜蜂王国の王女... いえ、女王のマリーよ。あなたの名前は?」

ドレーク「俺は... 俺は...... 自分の名前が思い出せない?」
マリー「名前は自分のアイデンティティと同じくらい大事じゃないかしら。それを忘れたの?」

ドレーク「ロァァア!!」
ノアイユ「マリー!そんな議論は状況を改善しないわ、ドラゴンはとても自分本位で怒りっぽいのよ!」

マリー「謝ります!本当、本当に!もしかしたら、新しい名前を付けられるかも......?」
ドレーク「新しい... 名だと?」

マリー「そう、新しい名前。人生を変える一つの証のように。ドラゴンさん、とかだと少し長いから。ドラゴチャンってのはどう?」

ドレークがドラゴチャンに表示名を変更。

ドラゴチャン「うむむ、ドラゴ... チャン... か。良いだろう、受け入れよう。幽閉から解き放たれ、蜜蜂王国の親切な女王蜂と優しい蜜蜂たちとの新たな生活が始まる証として。私は今後、ドラゴンの領主と呼ばれるようになるであろう。」

マリー「(うわー、最後のはかなり形式的だったわね...)それで、これからどうすべきかしら?ずっとこの場所に留まるわけにはいかないわ。」

ノアイユ「ラゴス島に向かう必要があります。そうすれば、一旦の安全は確保できるはずです。」
画面がフェードアウトし、第2章が終了する。




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