大正九年(1920年)、大阪港。 「中小企業の倒産、失業者の増大。これはすべてやな、私利私欲をむさぼる政治家の腐敗が根元なんや」(里見浩太朗) ※日本侠客伝 浪花篇(1965、高倉健、鶴田浩二、南田洋子)
どてらばあさん「おらあ見た通りの遊び人やけん、失業やらなんやらちゅうことは分からんとばい。じゃが…銭(じぇに)カネがのうては食うてはいけん。そやけえ銭カネの余っとるところ行ってナンボかよこせちゅうたん、糞たると同じ人間自然の要求たい」 ※日本侠客伝 昇り龍(1970、高倉健)