morinoki

杜の樹の書棚から一冊

「弱いつながり」 東浩紀

杜の樹には、コミックスや雑誌、書籍などを含めて1万冊以上の本があります。全て自由に閲覧できます。 #morinoki

杜の樹の書棚から一冊

「きちじつごよみ」 岩岡ヒサエ

杜の樹には、コミックスや雑誌、書籍などを含めて1万冊以上の本があります。全て自由に閲覧できます。 #morinoki

宿願



年年歳歳花相似
歳歳年年旅不同

毎年同じように花は咲くが
旅はひとつとして同じものはない

今までの旅はその時の旅
去年の旅は去年の旅
今年の旅は今年の旅
僕の旅は僕だけの旅
あなたの旅はあなただけの旅

詩人 長田弘氏の 「空と樹と」の冒頭の「空なるもの」の一節にこうある

『どんなときにも、人は旅をしている。何をしているときにも旅をしている。旅をしていないときも、旅をできない時でも、旅を

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不変の代償



歳歳年年旅宿相似
歳歳年年旅人不同

去年の旅は去年のもの
今年の旅は今年だけのもの
いつも同じ旅はない
ただ
この宿はできる限り変わらずにいたい
山に咲く花のように
浜に寄せる波のように
森の木々を揺らす風のように
海から登る朝日のように
今までと変わらず
同じように旅人を迎える

変わらないというのは
実は
変化し続けることでもある
時代や世の中の流れに
乗らず
流されず
あれやこれやと挑

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大変うれしいです。
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【旅窓と一頁】杜の書棚から。「ナイン・ストーリーズ」

「両手を叩く音は知る、
 ならば片手を叩く音は?」
         禅の公案

初めてこの本を読んだのはいつの頃だっただろうか?
高校の時だったかな?卒業後だったかな?
訳者も違ったはずだし、内容もよく覚えていないが、最初に短編の「バナナフィッシュに最適の日」(「バナナフィッシュ日和」ではなかったと思う)のバナナフィッシュという言葉が印象に残っていて、そのあと吉田秋生作の「BANANA FISH

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大変うれしいです。
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Someday morinoki in 1999

1999年9月にオープンして初めての冬。
SNSもスマホもWi-Fiすらなかった時代。さらにコネクションも資金もほとんどない状況下で旅人は全くといっていなかったが、根拠のない希望があった。
今と状況はさほど変わらない。そして、根拠のない希望がまだ残っている。
#somedaymorinoki #morinoki #杜の樹 #小樽 #otaru #一陽来復 #杜スタイル #旅人が安全で安心して自由

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【旅窓と一頁】杜の書棚から。「弱いつながり」

「強い絆は計画性の世界です。」
「弱い絆は偶然性の世界です。」

「絆」という言葉が苦手だ。
一見素晴らしい言葉のように使われるが、語源でいうと「家畜をつないでおく綱」のことで、ソコハカトナク主従関係あるいは上下関係を感じる。
それと同じく「繋がり」という言葉を強調するのも苦手だ。
かといって、それらの言葉や、それらを多用する人を否定したり非難することはない。

いつの頃からか(たぶん中学生の頃に

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ありがとうございます。

Hello 2021!
一陽来復

昨年は厄災の世界でしたが、それでも旅人にこの宿を訪れていただき大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
さらに多くの旅人が自由に安全に旅する世界になるよう願いつつ、変わらずの宿でみなさまております。
本年もよろしくお願いします。

Goodbye 2020!
Hello 2021!
#morinoki

ありがとうございます。
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【旅窓と一頁】杜の書棚から。「100年の旅」

「86 すべてが いつもと ちがって 見える。」

昨日の朝と今日の朝は違う。
昨日の雪と今日のユキも違う。
今日の俺は昨日の俺じゃない。
まあ、そりゃそうだ。

それでも、このひと月ほど、明日にならず今日が続けばいいとどこかで思っていて、なかなか寝られない日が続いていた。

昨日あったものが、今日もあるとは限らない。永遠じゃないから、愛おしく大切だ。同じ日が続くのはつまらない。そう理解はしていて

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大変うれしいです。
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