昔の命の恩人だからと、敵側にいるにも関わらず絶対に実盛を討ってはならないという義仲に対し、情けは無用とわざわざ髪を染め、相対した者に実盛と名乗らず戦いに挑み、首を取られた実盛。両者の気持ちを思うと切なくなる。