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不老不死の妙薬/語への執着を断つ妙薬 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(59_『神話論理3 食卓作法の起源』-10)

1か月前

◆言葉による分節的認識・表現を強調すれば、それは絵画において輪郭線を引いて描くことに類比できる。他方、既製品の分節線のはっきりした輪郭線ゆえに、個が独自が感受した事柄を認識・表現できない、ともいえる。そこでダ・ヴィンチがスフマート技法を駆使したように、レトリックが要請される。

隕石と彗星の起源神話における四つのディス・コミュニケーションのβ脈動 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(40_『神話論理2 蜜から灰へ』-14)

7か月前

生焼けのエイを投げつけて言葉を止める -β振動状態に励起されたコトバ -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(39_『神話論理2 蜜から灰へ』-13)

7か月前

コミュニケーションの"失敗"が役に立つとき / 誤解された言葉・バレない嘘・バレる嘘・空耳 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(38_『神話論理2 蜜から灰へ』-12)

7か月前

グレゴリー・ベイトソン『精神の生態学へ』の冒頭に紹介された「 神話 」を精読してみる

8か月前

「心」の最深部へ -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(37_『神話論理2 蜜から灰へ』-11)

8か月前

◆マルチネの二重分節(言語の持つ経済性(有限の素材)と創造性(無限の現象)).「有限のことばを使って無限のものごとを表現する...」佐藤信夫『レトリック感覚』62頁).対象(文、文学作品、世界)に応じ分節の相貌はかなり複雑であり、縦にも横にもかつ何重にも取りうるのではないか。

GPTの"P"にマンダラ状の確率分布を描くβ脈動を組み込む -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(32_『神話論理2 蜜から灰へ』-6)

9か月前

太陽の娘とキツツキの結婚における波動関数の収縮 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(31_『神話論理2 蜜から灰へ』-5)

10か月前

hyper-β土鍋で空中浮遊?! 対にした瞬間に「意味」が出現する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(25)

11か月前

hyper-Δ項 虹、そして金星 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(22)

清水高志氏の『空海論/仏教論』に導かれつつレヴィ=ストロースの『神話論理』を読む -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(24)

猿-人間-獲物-嘘-カエル-煤-毒-魚/経験的事物の対立関係を裏返して記述される存在分節の論理 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(23)

hyper-Δ項プレヤデス -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(21)

川を渡ること・言葉を交わすこと/騙す言葉〜因幡の白兎  -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(20)

◆分節(articulation)は、差異の確認であると同時に同一の確認である。また、分節は、分割と接続であり、単に分割されたままのことではない。対象を、あるいは対象と「切り結ぶ」ことである。*伊藤忠夫「分節についての覚え書き(1)」357-394頁,中京大学教養論叢,2000.

名はいとおしく呼ぶための分節 一つの絶対的肯定

10か月前

吾子の名

10か月前

AI、曼荼羅、深層学習。神話論理と言語の未来 -人間もしくはAIが「言葉の意味を理解する」とは

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