ダンス劇

踊る「熊谷拓明」カンパニーの『北の空が赤く染まるとき四十男がこうべを垂れる』を観たら、観たこっちが感謝でこうべを垂れている。

タイトル通り、

踊る「熊谷拓明」カンパニー
『北の空が赤く染まるとき四十男がこうべを垂れる』を観てきました。

40歳40公演

「3歳だからキャンドル3本⭐」みたいな聞こえだけれど、数字もやることも違い過ぎる。40歳が舞台に1人で40公演。

とんでもないことです。

<<<まだまだ続く公演なので詳しい話は避けますが、ちょっとでも本編想像できてしまいそうな人はここで読むのをやめてね。>>>

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「北の空が赤く染まるとき四十男がこうべを垂れる」

あれをしなくちゃ、
これをしなくちゃって騒いでいたら
一回、逃げた方がいいよ。
って言われて。

あぁ、そうだった。
私がいなくても、大丈夫だった。。

みんなにお任せして、
大好きなあの方とランデブー💖?!

嘘です!ただのファンです!
ごめんなさい(土下座)

って事で

ばびゅん!
と来てます!トーキョー!

熊谷拓明さんの舞台を観ました☆

「北の空が赤く染まるとき四十男がこうべを垂れる

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1,000文字のアートレビュー⑤ 熊谷拓明『北の空が赤く染まるとき四十男がこうべを垂れる』

熊谷拓明さんを知ったのは今年1月。裏参道フェスというアパートを一棟借りしたアート・イベントにゲスト出演してもらった時。その時僕は熊谷さんを観れなかったのだけど、彼のnoteも好きで、シルク・ドゥ・ソレイユで850ステージに立ったという熊谷さんが生み出した新しいジャンル「ダンス劇」なるものがずっと気になっていた。そんな彼がダンス歴25周年・40歳を機に25日間・40ステージの公演をするという。40ス

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スキありがとうございます!書く力が湧いてきます!
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【コラム】隠さない経験、ふりかざさない経験。

高校を卒業するタイミングで、この先どうダンスと関わるかをしっかりと悩んだ時期があった。
先輩や先生の沢山のアドレスが体に引っかかってはすり抜け、染みわたり。それらの破片を拾い集めて沢山のヒントを頂きました。

進学をせずダンスを選びたかった僕はこの時期、色々な方にここからの自分の可能性や選択肢についてお話しを聞かせて頂く事が出来た。

札幌でまだ3年しかダンスを習っていない僕に、周りの大人たちは実

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【コラム】真似る先に

2011年にアメリカから帰国してすぐに始めた作品作り。
それは脳裏に焼き付いている映画、舞台、映像、人物を僻みながら真似る日々だった。

大きな舞台に立ち続けたシルク・ドゥ・ソレイユな日々から戻った僕は、日本で自分が思う舞台表現を発表しようと意気込み作品を作り出した。

さぁ、何をやろうか。となると頭のなかに出てくるのはYouTubeなどで見ていたピナバウシュやピーピングトム の作品の中の光景だっ

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【コラム】攻めない。守らない。踊らない?

□追い詰めた先のエネルギー

10代から舞台で踊らせて頂いて、40歳になろうとしている今まで変わらないのは緊張しないこと。

15歳でダンススタジオに入会して、16歳で発表会に出させてもらった。
僕は7作品に参加、札幌教育文化会館大ホールで沢山のお客様の前、とんでもなくで続けるアドレナリン。
楽しくて、幸せで、「見てくれ!俺は足がここまで上がるんだぜ!こんなに回れるんだぜ!」が体から溢れていた事を

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【コラム】群れない群れ達

□ダンスのこれからには興味はない

ダンスがもっと日本でも文化として根付く為に何が出来るか?よりも、ダンスを続けて来た僕が今社会にどう根付くか?が大切。

25年ほどダンスを続けて来た中で、日本でダンスってのはやはり難しいのかなぁと思った事が幾度となくあった。
まぁだったら海外に行けばよいし、色々な事情で日本にいるのか、そもそもやはり日本が好きなのか人それぞれだと思うが、どちらにしても日本にいて日

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【小説の欠片】~嗚呼、愛しのソフィアンぬ~より。

2017年に千歳船橋のアポックシアターにて上演された、熊谷の一人ダンス劇「嗚呼、愛しのソフィアンぬ」
相方に逃げられた漫談師“じょセフィーヌ”が1人居抜きで借りた元スナック“あかひげ”でコアなファンを集めて夜な夜な一人漫談を繰り返し。元相方へのひねくれた悶々とした愛を消化しきれずに過ごしていく様を描いたダンス劇脚本を元に、ダンス劇で描かれた以前のコンビ結成までを、熊谷本人が書く短編小説の【欠片】を

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【小説の欠片】嗚呼、愛しのソフィアンぬより。

2017年に千歳船橋のアポックシアターにて上演された、熊谷の一人ダンス劇「嗚呼、愛しのソフィアンぬ」
相方に逃げられた漫談師“じょセフィーヌ”が1人居抜きで借りた元スナック“あかひげ”でコアなファンを集めて夜な夜な一人漫談を繰り返し。元相方へのひねくれた悶々とした愛を消化しきれずに過ごしていく様を描いたダンス劇脚本を元に、ダンス劇で描かれた以前のコンビ結成までを、熊谷本人が書く短編小説の【欠片】を

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【コラム】声帯から始まる『踊る』

□声に嘘のない人の踊りを好む

昨年とあるインタビューを受けた時に、自分の作品にキャスティングする演者の基準を聞かれ、僕はすぐに「声に嘘のない人を選んでいる」と答えた事がある。

40才にもなると、だんだん年下の方が周りに増えてくる。気を使われる事が増えてくる。しかし明らかに普段の1オクターブ上の声を出したような声で挨拶されると、なんだか悲しい気持ちになる。

会った瞬間から嘘をつかれている感覚に

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