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資料室(人名)#6: 「アレクシ・ド・トクヴィル」 <ー 実は、今米国で起こっていることを190年前に社会学的に予測していた人物

アメリカの自家中毒する民主主義

考える力に価値を見出さない大衆は、その幼稚化した判断力ゆえに、多数派の意見を正しいと信じ同調する。現代のネット住人たちを思い出させる 多数派に支持されることを理由に真理とされる主張は、慎重に議論を重ねて練り上げた意見や、時間をかけた考察をもとに築き上げた仮説とは程遠い

7か月前

《仏》アレクシ・ド・トクヴィル(1805-1859)は、元貴族であり26歳で渡米し衝撃を受けた。彼が生きた時代はフランス革命後である。当時の貴族とは裏腹に、トクヴィルは民衆の目線に立って世間を見ていた。自由や平等を追求する価値観を持ち合わせていたのだ。キーワードはデモクラシー🥼

トクヴィルの民主主義

3週間前

19世紀を生きたフランスの思想家アレクシ・ド・トクヴィルが民主主義体制に対して抱いた懸念には、人々が熟考能力を失い、無気力・無関心となり、利己的な損得勘定主義者となることが含まれていた 競争に時間がとられれば熟考する時間などなく、熟考という行為自体の価値を見下すようになる

7か月前