もっと騒がなければ女性の時代は来ない

遠からず男女の差はなくなる
今どきの女子大とこれからの女子大

遠からず男女の差はなくなる 今どきの女子大とこれからの女子大

能力を客観評価すれば要職の半数は女性に 近年、女性活躍への期待が高まり、様々な要職への登用が進んでいる。私自身は、女性にはハンディがあるので優先的に登用せよという考え方には必ずしも賛同しない。このようなことを言うと、現在のジェンダー平等に反する、けしからんと批判されるかもしれないが、私は、むしろ同一条件の下で、その能力を客観的に評価して、能力のある者を活用すべきである、と考えている。そうすれば、遠からず要職の半数は女性になるはずだ。  というのは、私が40年間ほど働いてきた

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日本の女性活躍社会の新たなステージを考える

日本の女性活躍社会の新たなステージを考える

男性前提だった日本企業の「仕事の構造」 「もっと騒がなければ女性の時代は来ない」シリーズも、今月号で連載開始以来丸2年になりました。そこで、これまでの連載を振り返り、女性の活躍をさらに進めるために、現状で何がハードルかを、本欄に対し多大なるご協力を頂いているお2人にお話を伺った。  児玉 ハードルは2つあります。第1に職場での男性前提の仕事の仕組みと制度の問題、第2に「家事や育児は女性中心で担う」という男女の役割分担の問題が指摘されてきました。  金澤 第2の点は、企業と

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「女性が就けない仕事はない」時代が到来している
プラントメーカーに見た女性社員活躍の現実と展望

「女性が就けない仕事はない」時代が到来している プラントメーカーに見た女性社員活躍の現実と展望

かつては典型的な男の職場だったが D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)時代への対応、とりわけ女性活躍社会をいかに作り上げるかは、今や日本の最重要課題だ。国の方針いかんにかかわらず、企業価値や競争力の向上、働き方改革との関連から、従来 とは異なる取組みを進める企業は多い。  しかし、現実はそう簡単ではない。  訪問先は、男性社員が多い業種の一つ、大手プラントメーカーのJFEエンジニアリング。海外比率は10%。社員数は3870名で女性社員は540名(14%)、別に内外の

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ゆとり世代、Z世代の君たちが鍵を握っている キャリア蓄積と資本蓄積を結び付けた組織が強い

ゆとり世代、Z世代の君たちが鍵を握っている キャリア蓄積と資本蓄積を結び付けた組織が強い

🔸先行き不透明、将来予測困難!     そんな時代の最適な働き方とは 2021年4月11日、日本中が松山英樹のマスターズ優勝を報じた。彼はインタビューで自分のロールモデルとしての役目について語った。勝利の喜び以上に自らの影響力に触れた​ことが印象的だった。キャリア形成上のお手本になるロールモデルは、日本の女性活躍の場で、後輩社員を指導、支援する先輩社員”メンター“と共に必ず語られる存在である。  しかし、1999年の「男女共同参画社会」法制定後もジェンダーギャップは、世界標

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テコンドー軽量級「日本代表」を約10年
元女性アスリートとして今、思うこと

テコンドー軽量級「日本代表」を約10年 元女性アスリートとして今、思うこと

🔻「日本代表」という名誉に伴う陥穽   「強くなるための我慢」が招く自縄自縛  女性蔑視の発言をきっかけに、男尊女卑を一掃するムーブメントが高まりを見せている。  性差別を惹き起こすものには、筋力など身体能力の違いといった生物学的な差異の他、日本では「女性はかくあるべし」、「男性はかくあるべし」といった、日本社会に染みついた古くからの慣習があると思う。  元女性アスリートとして、私が見てきたスポーツと女性を取り巻く出来事と今思うことを、紹介したい。私はテコンドー軽量級「日

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ジェンダー・ギャップが問う日本は先進国か
動き出した地方議会の女性参画促進ルール

ジェンダー・ギャップが問う日本は先進国か 動き出した地方議会の女性参画促進ルール

何と男女格差は156カ国中120位 女性議員が多い地方議会で減る無投票当選 世界経済フォーラム(WEF)がこの3月に発表した男女格差の度合いを示す「ジェンダー・ギャップ指数2021」。あまりの結果に、日本中がざわめいた。また、油断か本音か、育った時代背景からか、思わず女性に対して失言してしまう男性がいまだに多いのが現状だ。  今回のジェンダー・ギャップ指数によれば、日本は156カ国中120位。2017年の114位(144カ国中)からさらに下落。もちろん主要先進国G7のどん尻

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ESG、SDGsは「女性の時代」の救世主か
それとも見せかけだけのアヘンになるのか

ESG、SDGsは「女性の時代」の救世主か それとも見せかけだけのアヘンになるのか

実現できているのは優良企業だけ 分かって欲しい厳しい競争社会 近頃、ESGやSDGsが特に資産運用業界でブーム化しており、多くのシンポジウム等が開催されている。そのメンバーを見ると、女性の姿が目に付く。ESG、SDGsとは要するに企業経営者たるもの“金儲け”だけではなく、企業の社会的責任にも留意すべきであり、それが企業評価を押し上げ、株価にも好影響を与えるということであろう。  シンポジウムに女性の姿が目立つのも、女性は、その優しさもあって、現行経済社会システムに内蔵される

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