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研究職の戦略的ライフプラン 個々の覚悟と戦略が必要だ


リケジョを阻む日本の
「アンコンシャス・バイアス」

 2023年のノーベル生理・医学賞はハンガリー出身の米国生化学者ビオンテック社上級副社長カタリン・カリコ博士らが受賞した。約3年間世界を混乱に陥れた新型コロナウイルスのワクチン開発につながるメッセンジャーRNAの基礎研究の貢献によるものだ。

 理系の女性ノーベル賞受賞者は少なく、今年の2人を入れて男性20人に女性1人の割合だ。マリー・キュリーはひとりで2回、その娘も1回受賞。

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