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2021年6月の記事一覧

日記コンプレックスとnoteによる贖罪

日記コンプレックスとnoteによる贖罪

私には歳の離れた兄と姉がいる。母は3人の子ども達の日記を保管してくれていた。兄や姉の日記は大人になり読み返しても読み応えのある内容だ。私の日記はサボり気味で内容も乏しい。読み返してみる気力が起きない日記だ。私の子どもの頃の日記が今どこにあるのか分からないし知りたくもない。日記を真面目に書かなかったことは私のコンプレックスだった。

人生を振り返ると、サボりの自分を思い出し嫌になってくる。今になって

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苦手なジャンルの映画について

苦手なジャンルの映画について

私は映画に苦手なジャンルを作りたくない。感動することにジャンルはないと思っている。
しかし唯一避けがちな映画のジャンルは〞動物映画〟かもしれない。

私が観たことがある動物映画と言えば「南極物語」「戦火の馬」「ボブという名の猫幸せのハイタッチ」「僕のワンダフル・ライフ」が思い浮かぶ。リチャード・ギアのファンだったが「Hachi 約束の犬」は嫌な予感がして避けて観なかった。

しかしよく考えてみると

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ヒッチャーを観てブレードランナーを懐かしむ夜

ヒッチャーを観てブレードランナーを懐かしむ夜

今夜映画「ヒッチャー」を観た。主演のルトガー・ハウアーが最高級に魅力的だった。

ルトガー・ハウアーを見ると映画「ブレードランナー」を思い出す。東京の浪人時代、何回も映画館で観た映画だ。ブレードランナーは1982年に公開された。映画の中の時代設定は2019年だった。今は2021年、既にブレードランナーの世界の年を通り越してしまっている。

ブレードランナーを観た時の衝撃は今も心に深く残っている。雨

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映画音響の仕事って素晴らしい🔥

映画音響の仕事って素晴らしい🔥

今夜ドキュメンタリー映画「ようこそ映画音響の世界へ」を観た。

映画における音響の役割は重要すぎるほど重要だ。映画を観る時、私達は音響によって驚いたり泣いたり笑ったり恐くなったりする。音響によって知らないうちに自分の感情を見事に操作されているのだ。

最近私はYouTubeやTikTokで動画を作っている。動画に音楽や効果音を入れる作業が一番楽しい。下手くそなりに自分で作った動画に音響を入れる。そ

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YouTubeとTikTokを始めて思ったこと

YouTubeとTikTokを始めて思ったこと

今年の4月からYouTubeを始めた。自分には無理だと諦めていたが、やってみると最初は苦戦したが意外と簡単だった。

私は若い頃から映画を観ることが大好きだ。動画を撮影し、動画の不要な部分を削除し、動画に合う音楽を決める。この一連の動画編集作業をするだけで、映画監督に
なった気分が味わえて凄く嬉しくなる。

最近はTikTokも始めた。YouTubeに比べると時間が短く、一発芸的な感じがする。短い

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私の永遠のアイドル〞笠智衆〟

私の永遠のアイドル〞笠智衆〟

昨日「ぶあいそうな手紙」というブラジル映画を見た。主人公はひとり暮らしのお爺
ちゃんエルネストだ。視力が低下しすぎて新聞も手紙も読めないエルネスト。読めな
いが毎日エルネストの玄関に新聞が配達される。お隣に住む早起きの耳の遠いお爺
ちゃんハビエルが先に新聞を読み、エルネストに新聞を持ってくる。エルネストは不
機嫌そうに「金も払ってないのに先に読むなよ!」と言う。新聞が読めないエルネス
トにハビエル

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感動は爆発だ💥純粋な感動を笑う奴は無視❗️

感動は爆発だ💥純粋な感動を笑う奴は無視❗️

人はそれぞれ得意な分野がある。現在私の得意な分野は映画だ。私の生涯の中で得意な分野は次々と変わってきた。

小学生の頃はプロ野球を熱心にラジオで応援していた。王貞治さん全盛時代だ。私の得意分野はプロ野球だった。中学生になり千代の富士にハマり相撲が得意分野になった。高校生になり映画にハマった。映画館に入り浸り、映画雑誌は全て立ち読みしていた。大学生になりテニスにハマった。スェーデン選手のマッツ・ビラ

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カッコいい悪役は正義だ!

カッコいい悪役は正義だ!

先日イオンシネマで「クルエラ」を観た。エマ・ストーンのクルエラより、エマ・トンプソンのバロネスに魅了された。とんでもなく最低な悪女の魅力が半端なかった。

今までに映画で出会った最低最悪な悪役達「ファニーゲーム」のパウル、「イングロリアス・バスターズ」のハンス・ランダ、「カッコーの巣の上で」の看護婦ラチェッド、「セブン」のジョン・ドゥーなどなど

「バッドマン」のジョーカー、「アベンジャーズ」のサ

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