見出し画像

野球好きが考えるキャリアシリーズ②

仕事ができる人って、「やりたいこと」に正直?

めでたくシリーズ2本目です。日本シリーズやってますね。

シリーズ①はリンクを貼っておきますので、ご参考ください!

野球好きが考えるキャリアシリーズ①

実に約20年ぶりのホークス対ジャイアンツ。ON対決の時、僕は当時7歳。でも、ちゃんと見ていた記憶があります、あれから両球団が戦う日本シリーズってなかったんだなあって。意外でしたが、それ故に楽しみです!

さて今回は、「仕事ができる人ってやりたいことに正直?」という話。

要するに「自分のキャリアプランに正直に進んでいく」という仮説です。

こんな話を、またプロ野球に変換してお話していきますね笑

第2回「名選手はキャリアプランに正直」

キャリアに正直

今日ここで例に出すのは、主に3~40代から絶大な支持を誇る名選手。松井稼頭央選手を例に話していきたいと考えています。

まずプロ野球選手が選手人生を過ごしていく中で考えられるキャリアって

「この球団を優勝させるためにずっと同じチームにいよう!」

「子供のころから好きだったチームにいきたい!」

「もっと評価してくれる球団に行きたい」

「メジャーリーグに挑戦したい!」

「まだ現役でいたい」

大谷翔平選手は特例かもしれませんが

「二刀流を認めてくれるチームでやりたい」

なんてのもキャリアプランのうちです。


これもまた一般的なキャリアプランにもあり得ることで

「この会社をみんなに認められるような良い会社したい」

「〇〇(好きな事)の専門職に行きたい」

「もっと正当な評価をしてくれる会社に行きたい」

「今よりワンランクレベルをあげて働きたい」

というような、キャリアプランを立てる方もいるでしょう,


じゃあ、「仕事ができる人ってやりたいことに正直」っていうのはどういう意味なのか、そして、なぜ松井稼頭央選手を例としてあげたのかについて説明していきますね。

「自分がやりたいことに正直=常に自分主導で動く」

まず「仕事ができる人」「野球ができる選手」というのは、常に自分のキャリアプランに正直であるとともに、「自分の価値」と「自分が有利な環境」を知っています。

そこで、松井稼頭央選手の球団遍歴を見ていくと

西武ライオンズ(1994~2003)

ニューヨークメッツ(2004~2006)

コロラドロッキーズ(2006~2007)

ヒューストンアストロズ(2008~2010)

東北楽天ゴールデンイーグルス(2011~2017)

西武ライオンズ(2018~同年引退)


とこれだけの球団を渡り歩いてきました。20代後半~40代の方にとって松井稼頭央といえば走攻守揃って、花形ショートの名選手。いわばヒーローです。

ずっと西武ライオンズにいることだってできたでしょうし、FA移籍するとなれば引く手数多だったはず。

松井選手は、自分の能力でどこまでやれるかを自己評価し、節目節目で、「何がやりたいか」に正直に動いた。

西武時代に、キャリアハイは記録しているし、向かうところ敵なし!ぐらいの打撃成績や盗塁数、守備力を発揮しました。

すると、自分の今の能力ならば世界最高峰のメジャーリーグに挑戦できる!やってみたい!からメジャーへ挑戦。

納得いくまでやったら今度は、アメリカにいる間にできた新球団で優勝請負人としてやってみたい!と楽天へ入団。メンターとして後輩選手たちに教えながら、大活躍。

コーチを打診されるも、今の能力ならばまだ選手としてできる。そして、出来ることならば西武ライオンズで現役を終えたい。と西武ライオンズに戻りました。


よく「能力のある人は、さっさと転職する」という言葉を耳にしますが、それってつまり「転職をする人は常に自分の活きる環境、自分にとって有利で正当な評価を受けられ得る場所選び」をしているってことなんです。

つまり、「自分にはこれだけの価値があるのに、評価をしてくれない場所」には居続けないし、「自分の能力をフル活用できない環境」には長居しない、「今いる環境では、自分の能力値の成長はトップクラスだが1、2ランク上の場所にいく挑戦をしないと成長が止まってしまう」と、特に悩んだりする前に、その環境に対する見切りをしてしまう。

自分に価値があることを知っている人間だから、たとえ失敗しても引く手あまたであることを知っている。多少さまよっても必ずどこかしら、評価してくれる会社が拾ってくれるという自信がある。

自分に主導権があり自分で選んだ道を進んでいるので、納得した状態で歩んでいく。やりたいことをやっているので楽しくて、しょうがないはずです。自分のキャリアに正直に、やりたいことをやり、節目節目に挑戦したいことに挑戦。

松井稼頭央選手のような環境の変え方は、精神衛生的にもオススメかもしれません。

球団は良い選手には残って欲しい!と言うけれど、選手の人生は選手の勝手です。それにその人の方は一つの場でとどめるだけでは全体は良くならない。

引く手数多になるぐらいの能力ならば、あっちこっちいって自分を一番評価してくれる場所、自分を一番必要として、自分の価値を世の中に還元してくれるような会社に勤めるのが職業人として幸せなんだろうなぁと思います。

まとめ

結局は、行動するかしないか。

引き留められるかもしれないし、自分がいなくなったら会社がダメになるかもしれない、ここで辞めたら無責任だ、などなどと様々なシガラミはあるかもしれませんが、現状で正当な評価を受けられていないと感じたり、もっとレベルが高いところにいたいと思うのもなんらかの行動をするのも、あなたの自由です。

「無責任だ!」って言ってくる人もいるかもしれません。


でも、やりたいことをするためには、「誰かに嫌われること」だって必要です。だって、その人たちに対してニコニコしていれば、丸く収まって一番楽なんですから。

でも、手のひらを返して「無責任だ!」なんて言ってくる人たちは、すごく残念だけれど、やりたいことをしようとするあなたの足を引っ張る存在。もちろん応援してくれたり、一緒に仕事をしたりした仲間ですから感謝の気持ちは忘れないで欲しいのですが、それとこれとは別の話です。

FAで出ていく選手に対して、今までずっと応援していたのに、出ていくとなった時になって、罵声を浴びせるファンってたくさんいますよね。

好きな相手であればあるほど、愛と憎しみは紙一重ですから、相手がその気持ちに応じてくれないと、「なんで?」と言う気持ちが先走ってしまう。でも、時間が経って、活躍している姿を見るとなんだかんだ、「あっちでも頑張ってるんだな」という風に変わってきますから、その時は自身の気持ちに従ってください。

自分の人生なのだから、自分のしたいようにしていい

それをしないで自分の命の時間を燃やすのは、あまりにももったいないです。選手寿命にして20年出来れば長生きだという、野球選手がそうしているのだから。(ほかのスポーツならもっと短いことだってある。)

やっちゃえ!

最後に

今回も、ここまで読んでいただきありがとうございます。

僕自身、野球好きだったということは野球を知った小学生の頃から変わらない。もちろん「野球選手になりたい」という夢を語っていた時期だってありました。いまだに毎年、プロ志望届(妄想)を出してドラフトはワクワクしながら見ています。

仕事をしている中で、野球というものの見方も変わったし、人間関係の研究にもどこかしら活かせているし、キャリアプランに対してだって、リンクしていく部分があって、今こうして一表現として発信することができています。

これを好きな事として続けていって、なにかのチャンスを掴めればいいなと思いながら、続けていきたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします

サポートありがとうございます。こちらでいただいた「お金」は僕が「好き・得意」を発信してみた結果・実績として、日本中にたくさんいる「やりたいこと」に蓋をして動き出せない人たちの背中を押す「勇気」「言葉」として還元していきたいと思っています。