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春谷の小説〜男女恋愛編

ここでは、拙作の小説の中でも、男女の恋愛ものを紹介させていただきます。

こちらもよろしければ。


春谷の小説~男女恋愛編・ネット小説

下記のものはWeb上で読めます。

・『恋して! ドール』

カヤコ、もうすぐ三十歳。金の無心をしてくる恋人に貢ぐ日々。ある日、怪しいおじさんから幸運のドールを押しつけられて……

イロカワ文学賞第二回に投稿した作品です。コメディ(なのか?)。「ぶっとんでいる」と選評をいただきました(ありがとうございます~!)。私自身は真剣に男女の恋愛を書いたつもりが、あらためて読み直すと、なんじゃこら……となりました(笑)。カオス
はじめて参加する文学賞で傾向もわからず(たぶん、この賞に関しては傾向とか気にしてはいけない)、とりあえず「おもしろさ」を目指したのと、らくだ舎さんという自然あふれる素敵な場所に置いていただけると聞いていたので夢ある物語を! と考えて書いたものです。夢があるのか無いのか判断は読者様におまかせしますが←おい。
夢はでっかく持ちましょう!

こちらから読めます↓


春谷の小説~男女恋愛編・電子書籍

・『私の命』

「髪は、女の命だから」そう言って、兄は幼い頃から私の髪を優しく手入れしてくれた。髪を伸ばしているのは、兄への想い。たとえ報われなくても。

さばえ近松文学賞2018~恋話(KOIBANA)~」で佳作を受賞した作品です。知人から「泣きました」との感想をいただいて、おお泣かせてしまった……とぎゃくに恥ずかしくなりました(ふだん私の小説を読まない、それほど親しくもない人から、泣いたと言われたのがはじめてだった)。いやあ、ありがたいことです。選んでいただいた審査員の方々にはほんと感謝です。

電子書籍として出版されています。
※この時の私の筆名は、西岡晃子です。

表彰式に出席いたしましたが、自治体の役員の方々、公民館の係の方々、皆さんとても優しくて温かくて、ええ町や~! と感動しました。表彰式の同日に公民館でお祭りがあって、人形浄瑠璃やフラメンコを観劇させていただいたんですが、文化が根付いている町という感じで、いいなあと憧れました。By大阪人。

実は、この賞に応募するのは2回目でした。1回目は、ちょっとせつなめな青春恋愛ものを書いて、一次落ちでした。
ある人から「近松が名前に入っている賞なんだから、心中とか、もっとドロドロした恋愛模様を描いたほうが良いのでは」とアドバイスを受け、そりゃそうだわ、てゆうか泥沼恋愛のほうが私は書きやすいのに、なんであんな青春ものを書いたのかしらと(自治体主催だから、あんまり禁断の〇〇とか前面に出さないほうが良いのかなと遠慮していた当時の私)ノリにのって好きなように書いたら受賞をいただきました。
かといって、他の受賞作を拝読すると、べつに泥沼恋愛ばかりが選ばれているわけでもないです(むしろ爽やかな作品も多い)。要するに、自分の得手不得手を理解しろってことなんかもしれない。
しかし、ほんとうのところ受賞ポイントは(言っていいのかわからないが)題材だと思います。一次落ちしたのは、「鯖江といえば眼鏡!」ってことで、眼鏡にまつわる物語でした。でも、鯖江市としては「眼鏡はもう知られているから、他の名産品の魅力を知ってもらいたい」という思いもあるのかもしれません。もちろん、作品が優れていれば、眼鏡を題材にしていても受賞すると思います(過去に眼鏡を題材にした受賞作もあります)。といっても、私は審査員の方々とは無関係なので、完全な憶測でこれを語ってますので、どうか鵜呑みになさらぬよう……^^;

こちらの文学賞、2018年の私の回でいったん終了したんですが、2023年に復活しています。やっぱり人気があるんだなあ。すごい!
また応募してみようかな。


・『春の宣誓』

関西魂 熊本・大分編』に参加させていただいた掌編です。なんかもう、人生ギリギリみたいな登場人物を書くのが好きだよな私、と読み返して感じた次第です。逃亡中の女性の身の上を書きました。Kindle Unlimitedなら0円で読めますよ!←宣伝
※当時の筆名は、西谷丘晃子です。


春谷の小説~男女恋愛編・紙媒体

・『始まりの日』

月刊雑誌『たる』に掲載いただいた掌編です。お酒の雑誌なので、テーマは「」であるのはもちろん、毎月異なるサブテーマが設けられていました。この回のサブテーマは「新居」。新婚生活の初日を描きました。これは恋愛というよりは家族の話かな。ほっこりしてもらえたら幸いです。

掲載号は2016年5月号、『今宵の1話』のコーナーです。
※当時の筆名は、西岡晃子です。

当時、作家養成スクールに通っていたのですが、スクールと提携している「たる出版」様が、1頁分を生徒の作品にあててくださっていました。毎月、スクールの生徒が応募する数々の作品から、1作品だけを審査の先生が選んで、掲載が決まっていました。私は4度目の挑戦での掲載となりました。「酒」といえば、酒に溺れてやるせなくなる男女の痴情……というのが私の発想なんですが、ある人から(←※審査の先生ではないです)「あなたの物語は、雑誌に載せるには暗すぎるのでは」と教えてもらって、そりゃそうやわ、「楽しくお酒を飲みましょうね♪」とお酒のあれこれを特集している雑誌に、やれ死別だの、やれ離婚だの、書いたらあかんやん! って気づかされました。そこが同人誌と商業誌との違いですね。頭では理解していたつもりが、全然わかっていませんでした。素人です。

通っていた作家養成スクールは心斎橋大学です。
週1で4年間通いました。創作仲間との交流が楽しかったです。
創作意欲をかきたててくれる環境でした。


・『ぞろめのさだめ』

関西魂 ハードボイルド』に参加いたしました短編です。殺し屋男とサイコパス女の恋愛。
詳しくは下記リンクをご参照ください。

★文学フリマ大阪12で販売予定の新刊も、男女恋愛ものです。同人誌だからこそ書くことのできたセンシティブな内容となっております……



★☆★他にも順次、紹介していく予定です!



見出し画像はこちらのクリエイター様から配信いたしました。


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