【モノローグエッセイ】いい子、いい子、どうでもいい子
「いい子」とか「真面目だよね」とか、これまで言われて悩んで眠れぬ夜を過ごしたことのある全国の「いい子」同志のみなさまへ。
頭の中で構想を練っているソングサイクルミュージカルの、劇中で登場させたい台詞です。
いい子、いい子、どうでもいい子。
私がこの言葉を初めて言われたのはピアノの先生からだった記憶があります。けっこう衝撃的でした。
俳優として活動していても、この言葉に遭遇する機会がありました。自分ではそんな気がないのに、私は「真面目ないい子」だったみたいでした。その一方で、私の持つ個性を「邪魔」とか「黙っていろ」とか「使い物にならない」と言う人もいました。これもけっこう衝撃的でした。
私は「真面目ないい子」だったようなので、これら第三者の皆様からの意見を全て聴いて悩みました。悩んで、悩んで、Let It Goと、Defying Gravityを歌って、ある意味、「到達してしまった」現時点でのワル知恵が、前述の通りです。
解釈違いだったらごめんなさいね。
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